企画振興課、まさか!? …スカイケーブルで瞬間移動 “Massan” です。
日本百名山に数えられる妙高山は、北信五岳の最高峰(標高2,454m)で、北信濃の各地域からその山容を望むことができます。また、頚城三山のひとつでもあり、頚城地方(※)では、地元の名山 “越後富士”として絶大なる人気を誇っています。
※頚城地方:新潟県西部の地方名でほぼ上越地方と重なる。頚城三山:妙高山、火打山(同じく日本百名山)、新潟焼山を指す。
今回は、10年来の登山仲間である飯綱町役場T氏、今月飯縄山で登山デビューを果たしたばかりの企画振興課 KAMAYAさんと、私の3人で妙高山に挑むこととなりました(^^)/ 新潟県の山ではありますが、北信五岳のひとつ…郷土の誇りでもありますので “ほっとスタッフブログながの” に掲載させていただきます(^.^)/
まずは、朝の信濃町・野尻湖畔で待合せ…
(朝の野尻湖畔)
妙高山がかなり近くに見えますね。天気も良くなりそう…楽しい登山の予感がしますね(笑)
(野尻湖畔からの妙高山)
(野尻地区の西たんぼから)
さて、ここから車で15分ほど、おとなり妙高市の“妙高高原スカイケーブル”がある赤倉観光リゾートスキー場へと移動です。登山コースは、赤倉コースを選択、スカイケーブルに乗り込んで、標高にして450㍍をわずか11分でショートカット(笑) あるものは使い、なるべく楽をして山頂からの景色を見たい…これがいつものやり方と言うか(苦笑) スカイケーブルの山頂駅を降りて、いよいよここからは脚です!さあ、安全第一、同率首位で健康第一、準備万端山頂を目指します(^^)/
◇妙高山登山ルート http://www.japanesealps.net/others/myokosan/index.html
◇妙高高原スカイケーブル http://www.akr-sky.com/mountain/
スカイケーブルを降りて、登山口までしばらくゲレンデを歩きます。
いよいよ登山口…日当たりはとても良好、明るくて想像を上回る楽しいコースですね(^^)
切り立った山肌からは水蒸気が…硫黄の匂いが立ち込めてきました。
大谷ヒュッテには、もしものために…布団やトイレが用意されています。
あれは、目指す山頂でしょうか?ワクワクしますね(^^)
天狗堂…付近には、携帯トイレ用のテントがあります。
光善寺池は、彩豊か…すっかり秋ですね(^^)
鎖場出現!!この鎖場を目の当たりにして、ベテラン登山家T氏がリュックからおもむろに取出したのは手袋(;’∀’) この男に手袋を装着させるとは…かなりの難所と言うか(苦笑)
垂直登りからの岩盤トラバース…かなりの高度感があるので、ここは慎重に、しっかり三点確保が大事ですね(^^;) ※三点確保とは、岩場の基本姿勢です。四肢のうち三肢で体を支え、一肢だけを自由にして次の手がかり・足場へ移動するという登り方のこと…三点指示とも言います。
鎖場を通過すると、登山道は一変、火山岩の相当な急登、引き続き油断できませんね(;’∀’)
しばらく緊張感を持続させ集中…ここを頑張れば、山頂が待っています!
着きました!山頂!!妙高山は、双耳峰と言われる2つのピークがある山…南峰山頂は標高2,454㍍、北峰山頂は標高2,446㍍です。まずは南峰に登頂ですね(^^♪
(南峰山頂)
北峰まで、移動時間は10分程度ですね。ちなみに三角点(※)があるのは、低い方北峰…下の写真の右奥のピークですね(^^) ※三角点:正確な位置を求める測量を行うため、国土地理院が作った位置の基準となる点のこと
(南峰から北峰を望む)
北峰を制覇して記念撮影!三人揃って無事に登頂です(^^)/
(北峰…いわゆる妙高山頂)
快晴でしたら、妙高山の裏(日本海側)にある頚城三山の火打山(2,462㍍)と新潟焼山(2,400㍍)をすぐ近くに望むことができるのですが、今回ガスがかかってしまい…残念ながら見ることができませんでした。ちなみにこの2山が、国内のライチョウ生息地の北限なんだとか…(^^)
さあ、山頂を散策してから、お楽しみの昼食休憩!!カップヌードル合体シリーズ大人気ですね(笑)
先々週の飯縄登山と比べると、かなり秋は深まりました。気温も下がり、だいぶ木々は色づいていますね。秋山登山第2弾も思う存分満喫!天候にもぼちぼち恵まれて、楽しい登山でしたね(^^♪
PS・下山の途中、野尻湖を望むことができました(^^)
■赤倉コース(日帰り登山)
【往路】スカイケーブル山頂駅(100分)→大谷ヒュッテ(30分)→天狗堂(100分)→妙高山
【復路】妙高山(70分)→天狗堂(15分)→大谷ヒュッテ(65分)→スカイケーブル山頂駅
(コースタイム 登り3時間50分/下り2時間30分)
◇信越自然郷アクティビティセンター ~1年中いつでも遊べるアウトドアフィールド~
詳しくは、こちらをご覧ください…https://shinetsu-activity.jp/
ちなみに信越自然郷とは、妙高戸隠連山と上信越高原2つの国立公園にまたがり、豪雪や厳しい寒暖差のもと自然に寄り添いながら生まれた文化を持つ9市町村(信濃町、飯綱町ほか)で構成された自然共生圏のこと。詳しくはこちらです…https://www.shinetsu-shizenkyo.com/
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