長野地域振興局林務課のSです。
先日、長野市の南部、「旧信州新町」と「旧大岡村」の境界付近にある「大花見池」のたもとに建つヒノキの植栽の記念碑を訪ねてきました。
場所は「大花見池」で検索してみてください。
大花見池って大きな池で、中に島があるんですよね。
▲県道交差点付近から大花見池をのぞむ
すぐ近くにこんな注意警告看板がありました。
もし現地に行く場合は、十分気を付けてください。
▲注意警告看板
この池の北側に三差路がありますが、石碑はこの交差点付近にあります。この石碑は高さが約1.5mほどの小さな石碑です。
皆さんは、石碑というとどういう印象をお持ちでしょうか。
先月このブログで「県有林の記」という明治時代にできた石碑を紹介しましたが、古くて漢字がたくさんあるという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
↓(こんな感じで)
【県有林の記】「おかえりモネ」の中の陰陽の思想について
でも、この石碑はわりと最近(平成16年、2004年)に建てられたものなんですよ。
碑文は平易な現代文(漢字かな交じり文)で書かれているので、読みやすいです。
この石碑は「中牧美林を夢見て」と題されて、中牧財産区の歴史や、植樹の経緯などが記載されています。
そして、「300年後にカラマツ林からヒノキ・広葉樹林が誕生することを夢見」ることが記されています。
よろしければ表面の全文を掲載しましたのでご覧ください。
(PDF)長野市中牧財産区_中牧美林を夢見て_石碑
池の土手には秋の草花が咲き、蝶も飛んでいました。
こんな素敵な風景がいつまでも続くことを願いながら帰ってきました。
周辺には桜の木もあるので、春の時期にも訪ねてみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
(参考・引用文献)
「大岡と信州新町の中牧財産区 ヒノキ植栽の記念碑、除幕 両首長ら30人出席」
信濃毎日新聞、平成16年(2004年)11月23日朝刊 17ページ東北信面
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