2016.10.28 [ 長野地域の【観光】 ]
真田十万石の城下町 松代
次は、象山地下壕です。第二次世界大戦末期、軍部が本土決戦の最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省をこの地に移すという計画のもとに、終戦の日までのおよそ9か月間に建設されました。素掘りのままの壕の一部500mの区間を見学できるということで、ヘルメットをかぶって歩いてきました。
削岩用ロッドが抜けなくなって突き刺さったままといった場所もあり、当時の状態のまま保存されています。ちなみに、地下壕内は、1年を通して18℃となっています。(見学時間:9:00~16:00)
12時を過ぎ、おなかも空いてきたので昼食としましょう。今回の昼食場所は、寺町商家。江戸時代末期から昭和初期まで質屋を営んでいた商家・金箱家の屋敷です。屋敷内も当時の暮らしぶりがうかがえる貴重なものですが、まずはごはん。松代名物のあんずおこわをいただきました。あんずのおこわってどうなんだろう?と食べるまでは少し不安でしたが、あんずの酸味が合うんです!とってもおいしくいただきました。
このあとは、今、真田丸の特別企画展開催中の真田宝物館。文化財ボランティアガイドさんに案内いただきました。
甲冑を着てみることもできるようですよ。
続いて、真田邸。お庭が美しい…
最後は、文武学校です。文武学校では、今、いろんな生活・文化体験プログラムが用意されており、その中から弓道を体験してみました。
先生方から丁寧に弓の持ち方、引き方を教えてもらって放った矢は、的には当たらなかったもの、ちゃんと前に飛んでいきました!
先生たちは、とってもかっこよくて…
趣のあるこんな文武学校で弓道体験って、ほんと贅沢です!(真田宝物館、真田邸、文武学校いずれも開館時間:9:00~17:00)
一日松代をめぐってみたら、びっくりするくらい松代が大好きになりました。
NHK大河ドラマ「真田丸」もクライマックスに向かって盛り上がっていますが、真田の本物を体感できる「信州松代真田大博覧会」も盛り上がっています。開催期間は12月12日(月)までとなっていますので、ぜひ、本物を体感しに訪れてみませんか。紅葉もきれいですよ。
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