※心白とは、米の中心部の「白く不透明な部分」を指します。心白はすき間が多いため、お酒を作るための麹菌が繁殖しやすく良質の麹(こうじ)が出来るという特徴があります。
2018.10.03 [ 長野地域の【農業】 ]
鬼無里の紹介~酒米~
こんにちは、長野農業改良普及センターのSDです。
初めての投稿となります。
今回は、私が担当している長野市鬼無里地区の魅力や「鬼無里酒米生産組合」の取り組みをご紹介したいと思います!
鬼無里地区は、長野県の西北端に位置し、犀川の支流、裾花川の源流沿いの盆地を中心として周囲の山々に囲まれた自然豊かな地域です。
「鬼無里酒米生産組合」では、平成14年から酒米の栽培に取組んでおり、現在の組合員数は10名です。
読者の皆さんは、酒づくりに用いられる米の品種が、食用に供される品種と異なることをご存知ですか?
生産組合が栽培している品種は、一般米より一回り大きな「ひとごこち」という心白が充実した品種です。
そして、この酒米から醸造されるお酒は「ブナと水芭蕉の里・鬼無里」にふさわしく「水芭蕉」という銘柄です。
「水芭蕉」は鬼無里地区内の酒屋や長野駅前の農産物直売所「旬彩工房Vivid」等で販売されていますので、ぜひご賞味ください!
鬼無里は水と緑が豊かな土地。酒米生産組合はその清らかな水を利用した安心で安全な酒米栽培を通して、鬼無里の農業振興と地域の活性化を図ろうとしています。
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