当センターで実施する試験では、下の写真のように実際の木材を試験機で破壊させてその強度を確認しますが、この方法ですと測定した木を使うことはできなくなります。
そこで、木材を破壊せずに強度を推定するため、写真のように木材を叩いたときの打撃音を測定し、破壊試験との関係も調べます。こうした方法を用いることで、実際に住宅で使う木材の強度を1本ずつ推定することが可能になっています。
今回の研修では、ほぼ半日の時間を使って、このような試験を木材部の研究員と一緒に行いました。
そして、翌日の講義の最後には、自分たちが試験を行った木材の強度がどのようなものであったのかについて、研究員からの解説があり、研修生も実際に触った木がどのような結果であったのかを改めて感じてくれたようです。
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