信州森林づくり応援ネットワーク

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カラマツのコンテナ苗を育苗中です

こんにちは。林業総合センター育林部のあめちゃんです。

カラマツの種まき」の続編です。今回は芽が出たカラマツをどのように育てているのかをお知らせします。

前回はカラマツを発芽させて毛苗を作りました。これを、マルチキャビティコンテナ(コンテナ)と呼ばれる専用の容器を使って、山に植える苗木に育てていきます。

コンテナには肥料を混ぜたヤシガラ主体の培土を充填したあと、適当な大きさの穴をあけ、発芽した毛苗を移植していきます。


(6月2日)
移植して2週間たった頃の写真ですが、こんな感じです。

上の写真のコンテナは、最もよく使われている1孔150ccで1コンテナあたり40本育てられるタイプのものですが、容量、孔の数、スリットの形状など、様々な種類のコンテナが製品化されています。

毛苗の移植直後は弱いため、しばらくハウス内で生育させた後、天候をみながら露地出しします。

 


(6月22日)
ここからは水のやり方や病虫害など、気を付けなければならないことが増えてきます。

 


(7月21日)
露地出し後、順調に伸びています。

 


(8月23日)
さらに伸びました。

 


(8月23日・肥料多め)
8月下旬になると、育苗条件にもよりますが、山に植えることができる苗高25cmを超えるものも結構出てきました。
肥料の差で、苗の高さも目に見えて差が出ていますね。
ですが、早く大きくなれば良いというわけではなく、幹の太さや枝張りも重要です。

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