2016.10.05 [ 林業総合センター ]
全国植樹祭のメモリアル展示をはじめました
長野県林業総合センターです。
平成28年6月5日(日)に開催された「第67回全国植樹祭」は、県内外の多くの皆様のご支援とご協力により、無事に終了することが出来ました。52年ぶりに長野県で開催された今回の植樹祭は、長野市オリンピック記念アリーナ エムウェーブで式典が行われましたが、この式典では県産材を使った多くの木製品が使用されました。
大会テーマであった「ひと ゆめ みどり 信濃から 未来へつなぐ 森づくり」を後世に伝えていくためにも、全国植樹祭で使用した木製品を大切に保存し、多くの県民の皆様にご覧いただくことが必要です。
そこで、式典会場で天皇・皇后両陛下がお使いになった「お手播き箱」やお手植え用の「お鍬(くわ)」などの木製品が、このたび林業総合センター森林学習展示館で「全国植樹祭メモリアル展示」として、展示されることになりました。
森林学習展示館が休館となる9月26日の月曜日を利用し、第67回全国植樹祭長野県実行委員会事務局の皆さんが中心となって、上の写真のように手作りで展示会場の設営が行われました。
展示の目玉となる「お手播き箱」は、専門の業者によって式典会場だったエムウェーブから大切に運ばれてきました。今回使用された「お手播き箱」は、表面はヒノキですが、内箱にカラマツが使われています。このカラマツは、長野県で前回開催された昭和39年の全国植樹祭で参加者が植栽したものを今回の植樹祭にあわせて伐採し、当所で製材・乾燥を行ったものです。
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