2021.11.11 [ 自然・名水・秘境 ]
大桑中学校、南木曽中学校の森林整備体験を紹介 ~村有林や学校林で中学生が汗をかいて林業を知る~
木曽地域振興局林務課です。
10月の秋晴れの中で、大桑中学校と南木曽中学校の1年生が体験した森林整備を紹介します。
大桑中学校と南木曽中学校では、毎年、森林を育てる地道な作業やその大切さについて理解を促し、自然あふれる「ふるさと」への郷土愛や勤労観を育むため、総合的な学習の時間を活用して、森林整備体験を実施しています。
この取り組みには、地元町村、森林組合、団体等が協力して指導にあたっています。
〇10月15日 大桑中学校
大桑村野尻の10年生ヒノキ村有林で、のこぎりを使った除伐※1を行いました。
※1 「除伐」下刈りが終わった若い造林地で育てようとする樹木の成長を妨げてしまう樹木を伐って除去する作業
大桑村役場産業振興課、木曽南部森林組合、木曽森林管理署南木曽支署、地域振興局林務課の職員が各班に付いて指導し、生徒たちはのこぎりの使い方やどんな木を伐るかなどを教わりながら、約2時間作業に汗を流しました。
慣れない手つきで、植えた木の成長を邪魔しているアカマツや広葉樹を伐採している生徒たちは、10年前に木を植えた先輩たちの思いを少し感じたのかな・・・・。
午後は、除伐作業で切り倒した木の小枝を学校に持ち帰り、思い思いの鉛筆を製作しました。
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