是より木曽路 遥か彼方の京や江戸を思い、人々が往来した木曽路。 歴史と文化に彩られ、自然豊かな木曽地域の魅力を、当地勤務の県職員が四季折々に発信していきます。 あなたも、木曽に寄っていきませんか?

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大桑中学校、南木曽中学校の森林整備体験を紹介 ~村有林や学校林で中学生が汗をかいて林業を知る~

できあがった個性いっぱいの鉛筆

〇10月27日 南木曽中学校

国有林と分収造林※2契約を結んだ学校林で、34年生ヒノキの間伐を行いました。この学校分収林は、生徒たちの作業体験のために、「森林づくり県民税」を活用して整備を行っています。

※2「分収造林」土地の所有者と造林する者が分かれた経営形態。造林する者が契約により木を一定期間育て、成長後伐採・販売し、その収益を所有者と予め決めた割合で分ける仕組み。

生徒たちは、事前に間伐の意義等を学習しており、当日は安全な作業を行う方法を学びながら実践します。

はじめに、南木曽町森林組合の職員がチェーンソーを使って伐採のデモを行うとともに、受口※3や追口※4など木を伐採する際の切り口の入れ方、「かかり木※5」になった時の処理方法などを見学しました。

※3 「受口(うけくち)」木を伐採する際に、伐採する方向側の幹に作る斜めに開いた切りこみ。
※4 「追口(おいくち)」木を伐採する際に、受口の反対側から入れる切りこみ。受口の高さ2/3程度の位置から水平に入れるのが基本
※5 「かかり木」木を伐採する際に、伐採方向がずれて、周辺の木にひっかってしまうこと

伐採作業の説明

かかり木の処理方法の説明

それから各班に分かれて、南木曽町林業研究クラブ会員、南木曽町森林組合職員、町山林委員、地域振興局林務課職員等の指導の下で実際に伐採を行いました。
のこぎりの使い方、木を倒す方向、木が倒れる際に退避する方向、切り口の入れ方などを教わりながら、体験開始です。恐る恐るのこぎりを動かしていくと、木が倒れる瞬間が来ます。

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