信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

プロの技を垣間見た高校生林業体験

長野県林業総合センター指導部です。
高校が夏休みに入った8月2日から4日に、普通科を含む県下10校の高校生24名が、林業体験研修に参加しました。
林業総合センターでは、2日の午後から4日の朝まで滞在し、林業総合センターの試験研究を体験することと、林業に触れることを目的として研修を行いました。
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初日の研修では、林業総合センターの試験研究を体験するとして、育林部の研究員から指導を受けて、所内の一角でカラマツの種子を採種するための採種木をニホンジカの食害から守るためのネットかけを行いました。
また特産部の研究員からは、きのこ生産の工程を体験してもらうということで、夏に欠かせない原木シイタケの天地返しの作業を実施してもらいました。
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このほか、木材部では、様々なクイズで木材の特性を知ってもらうことを行いました。

翌日は、実際に林業に触れるということで、立木の伐採に用いられるチェーンソーの操作実習と、森林の調査実習を行いました。
普通科の4名を含め、24名の参加者の大半はチェーンソーに触れたことがない生徒ばかり。
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実習では、エンジンのかけ方から、丸太の玉切りや、木の伐採練習など一通りの作業を全員が体験し、最後には夕食時に自分が座る椅子を刻んでもらいました。
また、森林の調査実習では、測高器を使って木の高さを全員で測定してもらうなど、立っている木の評価を行う実習としました。
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その後、実際に自分たちで測定した樹木をプロの林業事業体の方に伐採してもらう伐採作業を見学しました。
今回、伐採作業に従事していただいたのは、高校2年生だった5年前にこの研修に参加し、高校卒業後に林業大学校へ進学し、この春に林業大学校を卒業して林業事業体に就職したばかりのフレッシュな林業技術者。
プロの技を見せるため、素人には難しい木を伐ってもらいましたが、きびきびとした動作に関心を寄せていました。さらに、技術者が所属する林業事業体の社長さんが、未来のある高校生のためにと、わざわざ現場で使っている高性能林業機械を運んできていただき、立っている木をつかんで、そのまま切り倒してしまう「ハーベスタ」と呼ばれる最新鋭の機械での伐採も見せていただきました。

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チェーンソーでの作業は体験したことがある生徒も、実際に大きな林業機械が動く様子を目の前で観る機会というのはなかったらしく、参加者の高校生も興奮冷めやらぬ様子で、機械を操作していただいた事業体の社長さんにあれこれと質問攻めにしていました。
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研修の最終日には、林業大学校のオープンキャンパスに参加しましたが、今年は自分の進路のひとつとして、林業大学校や信州大学農学部といった林業関係への進学を考えている生徒が非常に多いようでした。
生徒から頂いたアンケートを見ると、林業の大変さや厳しさを感じながらも、仕事へのやりがいや、人と人とのつながりの良さを感じていただいた方もおられたことで、林業に従事していただく人が増えてもらえばよいなあと思っています。

〈本件に関するお問い合わせ先〉
林業総合センター指導部
TEL:0263-52-0600
FAX:0263-51-1311
メール:ringyosogo@pref.nagano.lg.jp

〈高校生林業体験研修については〉
林務部 信州の木活用課 林業経営支援係
TEL:026-235-7267
FAX:026-235-7364
メール:ringyo@pref.nagano.lg.jp

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