2017.08.22 [ 林業総合センター ]
プロの技を垣間見た高校生林業体験
実習では、エンジンのかけ方から、丸太の玉切りや、木の伐採練習など一通りの作業を全員が体験し、最後には夕食時に自分が座る椅子を刻んでもらいました。
また、森林の調査実習では、測高器を使って木の高さを全員で測定してもらうなど、立っている木の評価を行う実習としました。
その後、実際に自分たちで測定した樹木をプロの林業事業体の方に伐採してもらう伐採作業を見学しました。
今回、伐採作業に従事していただいたのは、高校2年生だった5年前にこの研修に参加し、高校卒業後に林業大学校へ進学し、この春に林業大学校を卒業して林業事業体に就職したばかりのフレッシュな林業技術者。
プロの技を見せるため、素人には難しい木を伐ってもらいましたが、きびきびとした動作に関心を寄せていました。さらに、技術者が所属する林業事業体の社長さんが、未来のある高校生のためにと、わざわざ現場で使っている高性能林業機械を運んできていただき、立っている木をつかんで、そのまま切り倒してしまう「ハーベスタ」と呼ばれる最新鋭の機械での伐採も見せていただきました。
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