2024.07.23 [ その他 ]
恒例となったヒシ除去作業を行いました
例年、諏訪湖創生ビジョン推進会議の取組として行っている手作業によるヒシ除去作業を、今年も4日間(7月12日~20日の金曜・土曜)にわたって実施しました。
諏訪湖のヒシは、刈取船による作業も行っておりますが、手作業による除去は作業船が侵入できない浅瀬が中心となります。
初夏になると、湖岸から浮いているのが確認できます。
ヒシは、湖面を覆いつくす厄介者という一面もありますが、諏訪湖の生態系を維持するためには不可欠な存在でもあり、そのバランスを保つためにも、この手作業は欠かせません。
推進会議構成員の他、県関係機関職員に加えて一般参加の方にもご参加いただき、4日間で200名を超える方に参加いただきました。
炎天下が続いた中での作業に参加いただき、感謝申し上げます。
1艘に4~5人が乗り込み、初島周辺の生い茂っている場所でヒシを掴んで引き抜きますが、水中長く成長しているため作業を重ねると、作業船はヒシが山積みとなります。たまに、テナガエビが一緒に上がってくることもあり、親子連れの方に喜んでいただけた瞬間もありました。
除去したヒシは、湖岸で乾燥させた後に加工業者まで運ばれ、堆肥として活用されます。その除去量は、乾燥された状態で、例年5t前後の量となっています。今年はどれだけの量になったかな?
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