こんにちは。商工観光課のまっさんです。
4月27日の白駒の池に引き続き、5月11日の浅間山開きでも、春山の安全登山啓発活動を実施しました!
※白駒の池の様子はこちら
佐久地域を代表する山である浅間山。
昨年の8月に噴火警戒レベルが2から1に引き下げられ、これまで立ち入り禁止となっていた、火口に最も近づける外輪山・前掛山に登れるようになりました!
小諸市の浅間連峰登山マップより。オレンジ色の部分が、噴火警戒レベル引き下げに伴って通行可能となった登山道です。
今回は、噴火警戒レベル引き下げ後初の山開き。いつも以上に多くの登山客の皆さまが訪れ、500名ほどがセレモニーに参加されました。
佐久地域振興局では、山開きにお越しになった皆様に、登山計画書の提出や、安全登山の呼びかけをさせていただきました。
今年の山開きには、なんと天狗が登場!
こもろ観光局が作成した話題の動画にも出てきたあの天狗です。大浅間火煙太鼓の演奏の中、キレッキレの舞で場を盛り上げます。
この天狗が山開きにも参上。
令和初の浅間山開きセレモニーです。キャンプファイアー点火、テープカットなどが行われました。
セレモニー後は、大浅間火煙太鼓の見送りを受けながら、いよいよ記念登山スタートです!
お気をつけて行ってらっしゃい!
皆さまが順次登山に出発するのを見送ったあと、我々は解散。。。
したのですが、なんとその日は当課のO主任が個人的に山開きに参加&記念登山!
ここからは、O主任が撮影した写真にて前掛山の様子もお伝えします。
登山道ではカモシカがお出迎え。
50分ほど歩くと、不動滝が見えます。
天狗温泉浅間山荘からの登山道(火山館コース登山道)では、まさに火山!という感じの赤茶色の沢や硫黄の香りを体感できます。
2時間ほどで、噴火避難シェルターなどを備えた小屋、火山館に到着です。多くの方が休憩されています。
5月とはいえ、山の上。樹林の足元にはまだ雪が残っています。
2時間半ほど歩くと、樹林を抜けて視界が開け、雄大な前掛山が目前に迫ります。
ここ「賽の河原」は、噴火警戒レベル1の時のみ立ち入ることができるエリアですので、昨年の山開きシーズンには入れませんでした。
振り向けば、そこには黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と連なる第1外輪山のカルデラ壁が広がります。
荒涼とした前掛山を登ります。
立ち入り禁止エリアに突き当たると、そこからは前掛山の稜線をたどります。
火山灰土が作り出す稜線の景色。春山とはいえ雪がありますので、雪に備えた装備が必要です。
遥か下に市街地が見えます。
登山開始から4時間弱で、前掛山に登頂!奥に、浅間山(釜山)の火口が見えます。噴火警戒レベル1の時にしか見ることのできない景色です。
遥か市街を眺めながら、山頂でコーヒー。
無事に帰るまでが登山です!
眼下に広がる絶景。
空の上にいるような感覚ですね。
以上、浅間山開きにて実施した春山の安全登山啓発活動の様子(およびO主任の登山写真集)をお伝えしました!
登山に行く際は、事前にしっかりと計画を立てたうえで、必ず『登山計画書』を提出し、安全に楽しく登山しましょう!
登山計画書は、WEB(山と自然ネットワーク コンパス)(ながの電子申請サービス)からの提出も可能です。
佐久地域振興局 商工観光課
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