2016.05.27 [ 佐久のいい景色 ]
石尊山、新緑に囲まれた血の滝をご覧ください!!
佐久保健福祉事務所のヤマキチです。石尊山は、浅間山の寄生火山で、大きな浅間山のふところに埋もれてしまい、どんな山かピンとくる人は少ないと思いますが、登ってみれば、明るい山頂から迫力のある浅間山や軽井沢から県境の山々が良く見え、また、途中の血の滝、濁川の源泉など見どころも多く、満足する山行となります。まずは、山頂から見える浅間山です。
軽井沢町の追分宿にある登山口に車をとめ、登山スタートです。なだらかな登山道を真っ直ぐ浅間山に向かって進みます。「馬飼いの土手」という標識を見て、林道を1回、2回と横切ると登山道は徐々に傾斜が増し、3回目は林道を100m位進み、登山道をしばらく登ると、水の落ちる音が聞こえ「血の滝」が現れます。新緑のなか、茶色の水が轟々と落下する様は異様な感じです。
ちょうど、紫色のツツジが咲いていましたので、滝や濁川と組み合わせてみました。
滝の下流の濁川の様子です。こちらも新緑と茶色の対比が異様な感じです。
血の滝を後にして、少し進むと、血の池、おはぐろ池、そしてこの濁川の源泉が現れます。血の池は堆積物で埋まっており、その中を登山道が通っています。
(おはぐろ池)
源泉は、水量が豊富でまだ透明です。流下するにしたがい、鉄分が空気に触れ茶色となっていくようです。
ここから、湿地帯を抜け、コイワカガミの咲く登山道を急登します。
急登後、稜線を進むと石尊山の山頂に到着し、大きな浅間山や軽井沢方面の眺めを楽しみます。
(浅間山南東の崖)
(山頂と軽井沢方面の眺め)
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