こんにちは、商工観光課 FeCuです。
小海線では2024年夏、通常の2両運転の列車に1車両を増結し、自転車を解体せず、登山の大きな荷物も気兼ねなく持ち込むことができるアクティビティ優先車両を運行しています。
8月・9月の運行日時 8月24日(土)・25日(日)、9月28日(土)・29日(日)
往路…12:00 小諸駅 ⇒ 14:24 小淵沢駅 / 復路…15:01 小淵沢駅 ⇒ 17:24 小諸駅
7月にはこの車両を利用してハイキングとサイクリングのモニターツアーも行われました。
7月20日の運行初日に、この列車に乗って小諸-小淵沢を往復しようとしたところ、課のNさんが「信州ワンデーパスを使えば、普通に買うよりも安いよ。」と教えてくれました。
なるほど!他にもお得な切符がありそうですね。ということで調べてみました。
その1 信州ワンデーパス
フリーエリアが1日乗り放題。
エリアはJR東日本の長野県内が基本ですが、中央東線・小海線は山梨県の小淵沢まで有効。飯山線は新潟県の越後川口まで行けますね。
しなの鉄道も、北しなの線長野−豊野間だけは有効のようです。
新幹線や特急も、別に特急料金を支払えば乗ることができます。
お値段は2,680円
小諸-小淵沢を往復するだけでも 普通に買うと3,040円 (片道1,520円×2)。
360円お得です。
Nさん情報 券売機で「おトクなキップ」を押し、「フリーパスタイプ」を選ぶと買えます。
その2 青春18きっぷ
8月は、青春18きっぷが発売されている期間ですね。
青春18きっぷという名称ですが、何歳でも使えます。
5枚つづりで12,050円。1枚あたり2,410円で、全国のJR路線の普通が1日乗り放題!ただし、新幹線や特急には特急料金を払っても乗ることはできません(一部例外あり)。
1人で5日間使ってもいいし、5人で1日使うなど複数人で使うこともできます。
前述のとおり新幹線には乗れないので、この切符だけでは、首都圏から佐久地域の玄関口である軽井沢へ来られないんですよね。
というわけで、首都圏からは中央本線に乗ってみましょう。
小淵沢から小諸方面に向かうアクティビティ列車に乗るには
東京9:36 新宿9:50 10:34高尾10:39 小淵沢13:09
(約2時間ある 小声)
甲府で途中下車し、甲府発13:07に乗っても、アクティビティ優先車両の列車に間に合います。
小淵沢発15:01のアクティビティ列車に乗ったら、是非小海線沿線で1泊してみてくださいね。
翌日、小諸発12:00のアクティビティ優先車両に乗ると、14:24小淵沢
中央本線 小淵沢14:50に乗れば、17:14高尾17:29 18:15新宿 18:30東京
(時刻は優先車両を運行する土日の時刻表で調べています。)
青春18きっぷ使いまくり勢の方なら、もっといいルートを考えてくれそう。
その3 大人の休日倶楽部パス
さて50代以上の皆さま、50歳になった時うれしかったことは何ですか。私は、JR東日本 大人の休日倶楽部に入会できたことです。(ネタではなく、本当にそう思っている。)
大人の休日倶楽部会員になるには、50歳から64歳までの方なら年会費2,624円のクレジットカードを作ることになります。
特典の中でとっても魅力的なのが、年3回、期間限定で発売される大人の休日倶楽部パス。
例えば、東日本エリア・普通車版をえきねっとで購入すれば、連続する5日間乗り放題でなんと18,800円。指定席も6回まで利用できます。
次回の利用期間は9月26日から10月8日。9月のアクティビティ優先車両28日、29日とかぶっているではありませんか!
新幹線も、小海線もこの切符だけで乗り放題です!
9月の下旬になれば、標高が高い小海線沿線は、紅葉が始まっているかもしれませんよ。
以上、FeCu調べのお得な切符のご紹介でした。暑い夏、小海線に乗って涼しい高原へ出かけてみませんか?
おまけネタ
このアクティビティ優先車両は、通常2両で運行しているキハE200系が3両で運行しているのも珍しいみたいです。
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