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第31回佐久地域森林祭「第72回長野県植樹祭(佐久会場)」を立科町で開催しました。

林務課では、6月11日(土)に立科町で、植樹祭「第31回佐久地域森林祭」を「第72回長野県植樹祭(佐久会場)」と合同で開催しました。

※72回の伝統のある「長野県植樹祭」ですが、・・・
ここ2年間は新型コロナの影響により、中止や実行委員会のみで植樹する等、通常の開催が困難な状況が続いておりました。
コロナも収まりつつあり、令和4年度は、県民の皆様により広く広範囲に提供するため、県下4地域に会場・日程を分散して開催することにしました。
 https://www.pref.nagano.lg.jp/shinrin/happyou/20220510press.html
 佐久地域でも、そのうちの一つの会場として6月11日(土)立科町で、佐久地域の森林祭と合同で開催しました。

場所は、・・・
立科町の南平公園(なんだいらこうえん:立科町大字芦田八ケ野地籍)です。
ここは、昭和57年(1982年)に「全国育樹祭」を開催した公園です。

今回の植樹祭の趣旨は、・・・
森林・林業・木材業への理解を深め、
地域緑化及び森林資源の整備を図るとともに、
SDGsの推進、佐久地域でのカラマツ林業の再生に資するため、
県民参加による森林祭を実施する、というものです。

主催者は・・・
この森林祭は、東信森林管理署、立科町、佐久森林林業振興会、佐久森林組合、公益財団法人 長野県緑の基金、長野県佐久地域振興局の6団体が共催して行いました。
また、北佐久連合猟友会、佐久林業経営者協会、佐久林業士会の3団体に後援をいただいております。

当日の天気はくもりで、暑くも寒くもなく、式典や植樹作業を行うにはちょうど良い陽気でした。

今回は、約320名の参加者のうち、植樹祭にそれぞれの立場で参加していただいたいくつかの団体などの皆様にスポットを当ててみたいと思います。

① 歓迎アトラクション 御泉水太鼓の皆様
② 式典「みどりの宣言」他 立科小学校みどりの少年団の皆様
③ 植樹作業 植樹作業をしていただいた皆様
④ 展示ブースの紹介
⑤ 植樹祭の支援をしていただいた皆様

*****
①歓迎アトラクション 御泉水太鼓の皆様

歓迎のアトラクションでは、立科町で活躍されている御泉水太鼓保存会の皆さんに演奏をしていただきました。


すばらしい演奏とともに、代表の方からは、以前太鼓を修理した際のお話をしていただきました。
太鼓の修理のため、太鼓の革をはずしたところ、太鼓の木(くりぬいた木)の内側に江戸時代の年号がしたためられていたとのことです。木でできた太鼓は適正にメンテナンスを行えば、とても長く使用できることや、現在太鼓の材料が国内でとれず、輸入材やプラスチックが使用されていることをお聞きし、長い長い年月がかかる森林や林業のサイクルについて思いをいたすことができました。

②式典「みどりの宣言」他 立科小学校みどりの少年団の皆様

式典の「みどりの宣言」では、地元の小学校のみどりの少年団の代表4名のみなさんが、息のあった、明るくすてきな宣言をしていただきました。

(みどりの宣言)
私たち、みどりの少年団は、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが、守りはぐくんできた、かけがえのない美しい森林を未来へひきついでいくために、この第31回佐久地域森林祭で、次のことを宣言します。
一つ 私たちは、かけがえのない緑豊かな森林を、未来の人々に引き継ぐため、お互いに手を取り合い、助け合って緑を守り育てます。

一つ 私たちは、緑の中で交流し、緑を愛する心の輪を広げます。

一つ 私たちは、様々な活動や体験を通じて、緑のある豊かな社会を支えていける人となるよう、がんばります。

・・・代表の一人一人が、準備の練習をしっかりして、この植樹祭に臨んできてくれたことがよくわかりましたよ。一人一人の言葉が終わるたびに、参加者の皆さんからおおきな拍手が送られていました。

みどりの少年団の皆さんには、猟友会の皆さんとともに「キジの放鳥」もしていただきました。このキジの放鳥は、野鳥愛護の精神をはぐくみ、また、鳥獣の適正な保護や管理のための担い手である、猟友会や狩猟者の確保や育成を図るために行われました。

 

③植樹作業 植樹作業をしていただいた皆様
今回の植樹祭ではカラマツの苗木を植えました。
今回植えた苗木は、コンテナ苗木と言いまして、近年、活用が進んでいます。
培地が付いているので、一年を通して植えられます。

参加者の皆様は鍬で10センチ四方、深さ10センチほど植穴を掘って植えていただきました。
1時間程で、一人10本から15本を無理のない範囲で植えていただきました。

④普及啓発展示ブースの紹介
会場の一画に森林・林業の普及啓発を目的とした展示ブースを設けました。
関係のサイトにリンクをはっておきますが、実物を見たり、担当者に実際の話を聞いたりすることができる貴重な機会だったと思います。

〇長野県林業総合センター
「“こんなに使える”カラマツを次世代に」と題して、
カラマツの可能性を広げ、次世代に繋げるための取り組みが紹介されました。

様々なパネル展示に併せ、「林地残材を活用した精油生産」の装置が展示されました。
https://www.pref.nagano.lg.jp/ringyosogo/joho/minigijutsu/documents/mini51.pdf

〇NPO法人村産材を使う会「ウッドフラワー(キノハナ)の製作」
https://blog.nagano-ken.jp/saku/companies/15766.html

⑤植樹祭の支援をしていただいた皆様(協賛企業)
植樹祭で植えた苗木の提供など、森林祭に協力していただきました、協賛企業の皆様の紹介をさせていただきます。御協力ありがとうございました。

〇ユーグループ 様
〇パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社 様
〇株式会社テレビ信州 様
〇一般社団法人 長野県自動車整備振興会 様
〇株式会社都筑製作所 様
〇イオンリテール株式会社 様
〇イオンビッグ株式会社 様
〇ダイドードリンコ株式会社 様
〇一般社団法人 長野県猟友会 様
〇清水建設株式会社 様、
〇信州ウッドパワー株式会社 様
〇株式会社創恒 様
〇齋藤木材工業株式会社 様
〇一般社団法人 長野林業土木協会 様(順不同)
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皆様の御協力のもとで、植樹祭を終えることができました。

これを機に、佐久地域の森林・林業・木材業への理解が深まり、カラマツ林業がますます発展するよう祈念いたします。
御協力いただきました皆様、誠に、ありがとうございました。

(お知らせ)

森林祭の様子は、7月2日土曜日 午前11:35~11:40に
「テレビ信州ふるさと応援プロジェクト 伝えよう!里山ものがたり」
番組内で放送される予定です。
是非ご覧ください。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

この記事についての問い合わせ
佐久地域振興局林務課
0267-63-3152

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