センターの方々には、今でも「伝え方のイロハ」を教えていただいています。
銀座NAGANOにも納品していますが、陳列方法を工夫しただけで大幅に売れ行きが変わりました。
また、センターの設備を利用して、「水分活性値」を調べています。
乾燥したハーブ内の水分量は目では測れません。水分量が多いとカビの発生や、虫の卵が孵化するなど重大な問題を引き起こす可能性があります。
そのため、定期的に検査を依頼して品質を確かめています。数値でわかるので安心できますね。
– 販路の拡大など苦労した点も多いのではないでしょうか。
苦労の連続です。(笑)
ですが、私は恵まれている方だと思います。
地域資源製品開発支援センターや中小企業振興センター販路開拓推進員の皆様からご支援を賜り、東急ハンズ様とつながりを持つことができました。
店頭に商品が陳列されると徐々に認知され始めて、引き合いが増えました。
今では、銀座NAGANOやカフェ、雑貨屋、美容室、ネット販売など幅広い業態の皆様に取り扱っていただいています。
個人の方が、「美容室で飲みました」といって注文をくださる例もあり、感謝の思いでいっぱいです。
今年は、新しく販路を広げるために佐久地域振興局からご紹介いただいた「うまいものまるごと大商談会」に出展するなど、機会をとらえて積極的に売り込みを行いました。
– 資金調達などで活用されたものはありますか。
創業当時、佐久穂町商工会から融資制度の情報を教えていただきました。
株式会社日本政策金融公庫様に「シニアの起業を応援する支援メニュー」が設けられており、
審査を通過して130万円の資金を融資していただきました。
今年度は、「小規模事業者持続化補助金」を活用して設備投資を行いました。
これから創業される方は、商工会や役場などに一度相談してみると良いかもしれません。
– 最後に今後の展望など教えてください。
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