2021.11.25 [ その他 ]
長野地方部防災訓練をしました!
こんにちは。総務管理課のMKです。
夜は寒くて寝付けなく、朝は布団から出られない今日この頃です。
やっと新型コロナウイルス感染症が落ち着いてきたのに、今度はインフルエンザの蔓延が心配される時期になり、ウイルスウイルスってイヤになりますね。
心配事の多さに心が欠けないようにと、元気な挨拶と多めの睡眠を心掛けています。
挨拶を大きな声ですると活力が湧きますので試してみてください。
さて題名のとおり、11/17に長野地方部の防災訓練を行いました。
訓練の目的は、有事に備え災害対応力を向上させることです。
長野県は「令和元年東日本台風」、「令和2年7月豪雨」、そして今年の8月・9月の大雨災害と毎年甚大な被害を受けています。例年、「地震災害」と「風水害」を想定した訓練を交互におこなっておりますが、今回の訓練は「風水害」を想定して行いました。
訓練の流れは、状況付与訓練と情報連絡員(リエゾン)派遣訓練を並行して行い、長野地域振興局内に構える災害対策本部へ結果を報告し、災害対策本部で今後の対応を検討・指示を出すというものです。
状況付与型図上訓練とは、災害時に起こる「状況」を次々と訓練者に与え、その「状況」への対応を速やかに行うものです。
訓練者はどんな災害が起こるか知らされておりません。
災害時の緊迫感の中で取るべき方法・手段を確認・検討し、対応していきます。この訓練をとおし、予期していない事態に対応する力が培われます。
「状況」といっても分かりにくいと思いますので一例を挙げます。
状況例:土砂災害により道路が寸断され孤立地域が発生。救急を要する方(怪我人・透析患者等)がおり、病院が 近くにない状況。
対 応:孤立地域へのアクセスを確認。道路でのアクセスが出来ない場合、救急ヘリを要請。救急ヘリが出動できない場合は、自衛隊へ派遣要請を行う。
といったものになります。
情報連絡員(リエゾン)派遣訓練は、
災害時、私たち現地機関の大きな任務は長野圏域内の情報収集になります。
情報をいち早く入手し展開することで、初動が早くなり、被害を最小限に止めることができます。
災害時、市町村では、避難情報の発信や避難所開設など様々な対応を行います。
被災している市町村へ行き、情報の吸い上げ・提供を行い、市町村・県・国をつなぎ円滑に災害対応ができるようにするのが情報連絡員の役割です。
災害対策本部での会議の様子 執務室での様子
訓練は無事に終了しましたが、課題も多く見つかりました。
いざという時に備え、災害に対する組織の対応力をさらに高めていけるよう努めていきます!
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