スカーフには長野県の県花であるりんどうが刺繍されているとのことで、

じっくりと間近で見てみたかったのですが、この時期に学芸員さんに接近するのは、、、と思い直し、コロナが終息するまで我慢。

とにかくとても不思議で心奪われる素敵なコスチュームでした。

さて、いよいよ展覧会へ！

私は今回、

長野県立美術館完成記念特別展示

「未来につなぐ～新美術館でよみがえる世界の至宝～東京藝術大学スーパークローン文化財展」

に入場。

すでに失われてしまった世界中の美術品が、東京藝術大学の学生や教授らの手によって最新技術でよみがえる、というものです。

とても精密なクローンで（その精密さは素人目には到底理解しきれないのだとは思いますが…）、作りこまれた緻密さに息をのむばかりでした。

中でも、何千（何万？）体もの仏画が壁いっぱいに描かれている部屋に入った際には、かけられた時間と注がれた情熱のはるかさに圧倒されました。太古の昔も、現代も、どれだけの人がどれほどの時間をかけてこの制作に携わったのだろう…と考えざるを得ませんでした。

世界各国、様々な年代の仏像、絵画、壁画など多岐にわたる多様な美術品が展示されており、現代技術の精巧さと、学生たちの熱意をひしひしと感じました。ぜひ皆さんもこのトリップを体験してみてくださいね！笑

展示方法にもたくさんの工夫がなされており、部屋に入ったり上をのぞき込んだり…と楽しみが満載でした！

最後に屋上に登ると、大きな屋上テラスが！

善光寺をはじめとして市内が一望でき、何たる開放感！

（本当に、ここの空気をぜひ一度吸ってみてほしいです❆）

完成記念のコンサートも行っており、新たな芸術発信の場になるのかな、

とこの先のコンサートやイベントがとても楽しみになりました。