2019.03.14 [ 子ども・若者長野地域の【暮らし】その他 ]
第39回北方領土返還要求長野県民大会に参加しました。
こんにちは。総務管理課Mです。
先月の話になりますが、2月は北方領土返還要求運動の強調月間でした。
その一環で、2月12日に、長野市内では「第39回北方領土返還要求長野県民大会」が開催されました。
県も、主催者である北方領土返還要求長野県民会議の構成団体として大会に参画しています。私は、地元の担当者という立場で参加してきました。
毎年、北方領土問題への県民の皆さんの理解を深めていただくことなどを目的に、開催されている大会で、長野市での開催は3年振りです。
約270名という大勢の方が参加されました。
大会決意宣言では、日本青年会議所長野ブロック協議会の野村会長の朗読のもと、参加者それぞれが、返還要求運動を粘り強く続けていくことを確認しました。
続いて、平成30年度北方領土問題に関する標語コンクールの表彰式が行われました。
返還要求運動の推進には、青少年への啓発が重要ということで、毎年実施されています。
22の小中学校から1045作品もの応募があり、大会当日は最優秀賞1名、優秀賞3名の児童・生徒さんと、学校賞3校の先生に、表彰状と賞品が、会長から手渡されました。
最優秀賞は、諏訪市の小学6年生、荒木恒平さんの作品で、「ぼくたちで 四島(しま)にかけよう 平和の橋」でした。この標語は、当日配布されたクリアファイルや封筒にも印字されていました。こうやって評価されると、やる気も出ますね。
続いて、長野市立東部中学校の北村先生から、昨年8月に根室市で開かれた「北方領土問題青少年・教育指導者現地研修会」の活動報告がありました。
先生が使ったスライドは、研修会の後、参加された4人の生徒さんが全校生徒の前で発表したときのものだそうです。(大会当日、生徒さんは都合により欠席でした。)
生徒さんたちは、ロシアの方と交流している高校生や元島民の方の話を聞いて、感情的ではなく、お互いを理解し合う気持ちや立場を尊重しながら交流しているんだという、長野県にいてはわからない貴重な一面も学習することができたようです。
会場には、生徒さんが作成した、学んだ内容や感想をまとめた壁新聞も展示されていました。
最後に、拓殖大学海外事情研究所の名越健郎教授から、「重大局面に入った北方領土問題」というテーマで記念講演がありました。
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