皆様こんにちは、商工観光課T澤です。
めっきり寒くなってきましたが、まだまだ食欲の秋を楽しみたい!!長野市松代における伝統文化体験「箱膳体験会」をご紹介します♪
今回の記事は思いっきりご飯。読むときっとおなかが空きますので、我慢がつらい方は読んではいけません!準備はいいですか?
それでは「箱膳」、ご紹介させていただきます。
箱膳とは、江戸時代から60年程前の戦後あたりまで、一般家庭で広く使われてきた食器を仕舞っておく箱のことを言います。食事の際は上蓋を返し、膳として食器を並べられるようになっている優れもので、食事をしないときには箱自体を机代わりにしたり、台として日常に使用する等、人々の生活の一部として使われてきました。
「箱膳」を味わうということは、松代に息づく人々の暮らしをそのまま体験する、ということなのですね。
会を主催するのは地元・松代町の有志(ボランティア)の集まりである「松代箱膳の会」の皆さん。まず松代のまちをご案内いただき、松代ゆかりの真田家や松代七福神等にまつわる講義を聴いて、松代の文化や歴史について学びます。
紙芝居によるお話を聞いたり、松代の街並みを歩きながらお寺やお墓、お地蔵さまをめぐると、現代の忙しい時間から離れてノスタルジックな気分になってきます。
箱膳体験会の会場である「寺町商家」からして市の文化財ですから、松代の文化をこれでもか!と味わい、そして歩いてお腹が空いた頃…。
部屋に入ると、ずらりと部屋いっぱいに並んだ人数分のお膳。食事は、おなかを満たすだけでなく、家族や友人との大切な交流の場であるとの思いから、参加された皆様を家族と見立てて一緒に空間を味わうため、このような配置にしてあるのだそうです。いただきますのご挨拶をした瞬間、皆の心が一つになりました。
さぁ!ごはん!!
鯉のうま煮、ご飯にみそ汁、やさいのふき寄せ煮、白あえ、香のものがまず箱膳に並びます。
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