2020.06.25 [ 長野地域の【自然】 ]
雨の日の棚田にて ~姨捨の棚田4~
あらためまして、こんにちは。農地整備課のノムチです。
長野に住み始めて2か月ちょっと、の長野ルーキーですが、先日の「田植え」体験に続いて再び姨捨の棚田での体験を先輩職員のKさんとともにレポートしますよ。
(長野初心者)N:ふたたびやってきましたよ。心のふるさと「姨捨の棚田」だがね。
(長野在住先輩)K:すっかり気に入ってもらえたみたいだね。
梅雨入り後の「姨捨の棚田」へようこそ。
N:雨に煙る棚田って、絵になりますね。眺めていると心の中まで潤ってきますよ。
K:そうだね。そもそも水田にとって水は欠かせないものだけど、この姨捨の棚田も豊富な湧き水に支えられているよ。この上流には「弁財天の湧水」を貯えた大池があってそこが水源なんだよ。
N:棚田で優しい雨を身体に受けていると、なんだか地球と繋がっている気がして落ち着きますよ。地球は水の惑星ってよく言ったものですね。
K:おおげさだなぁ。でも生き物の生命が水で繋がっているというのは間違ってないかもね。
繋がると言えば、棚田ではそれぞれの田が「田越し灌漑(たごしかんがい)」という形で繋がっているのも面白いところだね。高い田から一段低い田に直接水を落とす仕組みですよ。
N:ほんとですね。階段を下りるように水が流れる様子が見えますよ。
おやっよく見たらオタマジャクシが泳いでいますよ。ふりむけばカエルも。
K:はい、人と生き物を繋ぐところ、それが棚田ですから(キリッ)。
では、そろそろ棚田の管理に重要な作業「草刈り」をはじめましょう。
草刈り(除草)は、病害虫の防除のためにとても大事な作業だそうです。
特に「姨捨の棚田」では、極力農薬を使わないようにするため定期的に草刈りを行っているとのこと。
今回の「草刈り」について、「姨捨の棚田」の管理組織の一つ「名月会」の皆さんのご指導をいただきました。ありがとうございました。
また次回も棚田に来る機会がありそうです。棚田大好き。
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