農地整備課のMKです。

先日、善光寺平地区にある四ヶ郷用水路の補修工事が始まるのを前に、水路にいる魚たちの追い出し作業に参加しました。

工事にあたり水路の水を止める必要があるため、中にいる生き物たちが窒息しないよう、

犀川に戻してあげるための作業です。

この用水路は、昭和初期から30年代にかけて作られた農業水利施設ですが、すでに耐用年数が経過しており劣化が目立つようになっています。

今回の工事では用水路管理のためのマンホールを設置する予定です。

水路に入るのは人生初！の体験でしたが、なかなかスリル満点の現場でした。

階段も手すりもない、ほぼ直角の斜面を恐る恐る下り、なんとか水路の中に入りました！

最初だけはこんな笑顔を振りまいていたものの、徐々に皆無言になり笑顔が消えていきました・・・

気温約10度。冷たい風がぴゅーぴゅー吹く極寒の中、魚たちを追うのと同時に水路についた藻などを取っていたら、かれこれ２時間以上経過・・・

あまりの寒さに凍えていたところ、出口付近で小さなカニが出迎えてくれ、疲れと寒さが一気に吹き飛びました！

最後に、いつも水路を管理してくださっている長野県善光寺平土地改良区のみなさんと一緒に！

今後も環境に配慮しながら、安心・安全な農業用水の供給を続けていければと思います。