みなさまごきげんよう!林務課のwです。
みなさんは、大きな木を伐採する現場をご覧になったことはありますか??
筆者は3年前林務課に来て初めて木が倒れるところを間近で見ました。大きな木が倒れる様子に度肝を抜かれました。
さて今回、長野市立七二会小学校の子どもたちが、学校林のカラマツ🌲を伐採する現場を見学するということになりました。これはとても貴重な体験になるのではないでしょうか
来年度、七二会小学校は、なんと創立120周年!!
その記念に学校林の木を利用して、中庭に記念の遊具を作ることになりました。七二会住民自治協議会の方を中心に、地域の方たちの全面的な協力で計画は順調に進んでいます
住民自治協議会の方たちは、ほとんどが七二会小学校のOB!地域への愛が感じられました💚
林務課としても応援しないわけにはいきませんね~
陣場平地蔵峠駐車場から学校林まで5分ほど歩きます。
ちなみに子どもたちがかぶっているヘルメットは、長野県森林づくり県民税(森林税)を活用した学校林等利活用促進事業で購入していただきました。
陣場平林道を挟んで南側は七二会特別植林組合管理地。
七二会地区の方たちが、長年大事に管理されてきたスギ林です。
遊具の材料として、この管理地からもスギを頂けるんです、と校長先生から子どもたちにお話しがありました
林務課からは森林の利用についてのお話しをさせていただきました。
手前は、住民自治協議会の方が事前に伐採してくださった樹齢45年のスギ(直径約80cm)🌲
子どもたちには安全な場所に移動してもらって、住民自治協議会の方が伐採する様子を固唾を飲んで見守ります
学校林のカラマツが倒れる様子。
住民自治協議会の水口事務局長さんから、安全な伐採の方法について説明がありました。
木の伐採は大変な危険が伴うので、安全第一で行うことが非常に重要なことなんです。
年輪を数える子どもたち。45年~50年前に植えられたカラマツだとわかりました。
カラマツの落ち葉を集めて、栗?ウニ?を作る子も🌰
実は子どもたちは、どんな遊具を作るかのヒントを得るために、すでに「戸隠ちびっこ忍者村」での視察を終えていますw
筆者はウケ狙いで「水ぐもの術」に挑戦し、狙い通りひっくり反ってずぶ濡れになってしまいました。なので、写真はここで終わっています(泣)
木を伐るのは、悪いことなんじゃないの?という意見を持つ子もいて、みんな真剣に森林・環境のことを考えているんだなーと頼もしく感じました
地域の方たちが大事に守ってきた七二会地区の里山。
子どもたちにも、その思いが伝わったのではないでしょうか
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