ほっとスタッフブログながの 長野地域の魅力、わたしたちの仕事について、ホットな話題を提供していきます。 スタッフによる顔の見えるブログ、地域の耳寄り情報を、是非お見逃しなく!(写真:信濃町野尻湖)

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小さくてもキラリと光る取組み2

 林務課です。

 平成24年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介します。



 第2回目は、「大岡県有林の皆伐および帯条間伐更新地の再造林に向けた取組み」です。


 1 背 景
 平成23年3月12日に発生した長野県北部地震により被災した栄村の震災復興に必要となる建築資材としての合板の原木を確保する目的で、平成23年5月に長野市の大岡県有林においてカラマツ林の皆伐を行ないました。また、平成24年度には隣接するカラマツ林において帯状間伐を実施しました。
 これらの施業跡地については、県営林における小面積皆伐の施業基準の作成と低コスト育林技術確立のための試験地として、林業総合センターとの協働により調査していくこととしました。

 2 取組み内容 
 皆伐施業地(2.65ha)には、平成24年5月30日から6月4日にかけて新たにカラマツ苗木を植栽しました。その際に通常植栽区域(1.53ha)のほか、苗木の種類、植栽密度、植栽地形、下刈方法等について条件を設定した試験区域(1.12ha)を設け、調査項目としました。
 また、天然更新区域として以下の各プロットおよびシードトラップを設け、針葉樹人工林天然更新技術の検証を行ないました。
 帯状間伐施業地は10m幅で伐採、15m幅で残存木の帯とし、実施効率の向上と事業費の削減を図り、また、次年度に植栽ができる伐採方法をとることで、県営林の管理経営基本計画で定めている小面積分散型施業の目標「伐区を縮小・分散化させることにより、小流域単位でモザイク的配置になることで、林齢・林相が異なる多様な森林を成立させる」に沿うような森林の形成を図りました。

 3 調査内容等
 1.期間  植栽:平成24年5月30日~6月4日
       下刈:平成24年8月18日~8月28日
 2.試験項目
 【カラマツ人工更新試験区域】(1.12ha)
  ※以下の全36通りの条件下で苗木の成長を比較する。
  ① 苗木の種類 普通苗(35cm以上)、大苗(70cm以上)、
          コンテナ苗(45cm以上)
  ② 植栽密度  2,300本/ha(通常)、1,500本/ha(疎植)
  ③ 植栽地形  斜面上部、中部、下部
  ④ 下刈方法  全刈、坪刈、無下刈(大苗のみ)
  ⑤ コンテナ苗の植栽方法  専用器具、唐鍬

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