林務課のＳです(^^)/

朝晩が本当に寒くなってきて、そろそろ冬です
冬といえば、秋の実りをたっぷり食べて脂ののった野生鳥獣の旬、それに合わせて狩猟期が始まります

11月15日から2月15日（ワナ猟のみ3月15日）までが「長野県の」狩猟期です

「長野県の」としたのは、近年、シカやイノシシの生息数増加を抑えるため、期間延長をする県があり（長野県は「ワナ猟のみ3月15日」です）、各県バラバラになってきているからです
他県で狩猟される方は事前の確認をお願いします（昔は北海道だけが違っていたんですが……）

狩猟期の始まる日（「初猟日」と言います）の11月15日、今年も未明から安全狩猟のためのパトロールを行いました
長野地域では、警察署単位（４署ありますので）で４つに分かれ、警察、鳥獣保護管理員、地域振興局の職員等の総勢１１２人で猟場を回りました
私が参加したのは、千曲署管内の旧更埴市東側を担当する班です（千曲署管内だけでも８班あります）

まず、夜明け前の千曲署に集合です
銃による狩猟は日の出から日没までの間しかできません（違反は即逮捕です）ので、日の出に合わせてパトロールを始めるため、集合は日の出前です

地元の猟友会長さんから「今期も無事故無違反で！」とご挨拶

私たちの班は、警察、鳥獣保護管理員、地域振興局の職員の4名でアンズで有名な森集落の奥の高台に向かいます
もう少し先が、坂城町との境沢山峠となります（鏡台山の登山口もあります）

収穫後の高原野菜畑から千曲市街地を見下ろします
標高800ｍの現地には霜が……寒い
遠くに雪を被った北アルプス(鹿島槍ヶ岳と五竜岳でしょうか？)、今日もいい天気になりそうです

狩猟者は……いません

続いて、千曲川に沿ってパトロールです

晴天、標高350ｍの下界はポカポカと
昨年の台風19号の水害でみんな流されてしまった河原にも畑が戻ってきています
でも狩猟者は……いません