林務課です。
平成25年度に行った「小さくてもキラリと光る取組み」事例を紹介しています。
第8回目は「森林税を活用した身近な里山の利活用」です。
1 背景
身近な里山は、薪炭用材の伐採等を通じて地域住民の継続的な利用によ
り、維持管理されてきました。
しかし、生活環境の変化や化学肥料の普及等により、里山と地域住民と
の関係が希薄になり、里山の荒廃が進んでしまいました。
そこで、地域住民が里山の整備や利活用を自発的に行うことにより、持
続的で健全な里山や森林の育成を図るものです。
2 取組み内容
今回の取組みには長野県森林づくり県民税を活用した「里山利用総合支
援事業」を活用し、里山の整備や利活用を行いました。
市町村 須坂市
事業主体 大日向桜・里地を守る会
事業内容 遊歩道整備、森林整備、森林体験イベント
事業費 306,767円
補助金額 300,000円(上限300,000円)
3 結果
森林整備を行うことで、身近な里山の景観整備が図られるとともに、
地域住民自らが整備を行うことで、森林・林業に触れ合う機会の創出が
できました。
また、森林体験イベントの開催により、世代間交流が図られ、次代を
担う子供たちへも身近な里山や木材、森林・林業への関心を持ってもら
うことができました。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
長野地域振興局 総務管理課
TEL:026-234-9500
FAX:026-234-9504