前回(小川村・熟恋の味編)に引き続き、読者からのお便りコーナーからスタートです。
坂城町にお住いのお肉大好きさんからのお便り。「酒屋放浪記、毎回更新されるのを楽しみにしております。(バッカスの声:ありがとうございます)さて、前回の小川村編で地元の特産品を原料にした焼酎を紹介していましたが、坂城町にも町の特産でつくったお酒がありますよ。バッカスさんも是非買いに来てくださいね。」
…坂城町といえば「Vino della Gatta SAKAKI」というワイナリーが有名。バッカスは、今回こそおいしいワインを飲みたい紹介したい……、でも数少ない読者の方のお願いに応えないわけにはいかない。
っということで、今回もワインの予定を変更し、第五弾は坂城町内の酒屋(=お酒を売っているお店)で購入した焼酎を紹介したいと思います。
放浪記第五弾は、坂城町産のねずみ大根でつくられた焼酎「ねずみ大根(伝承大根焼酎)」
720ml 1,450円(税込み)アルコール度数 25%
ところで皆さん、「ねずみ大根」ってご存知ですか?ねずみ大根は、ふっくらと下ぶくれで尻尾のような細い根が出ており、その名のとおりネズミのような形をした大根です。「信州の伝統野菜」にも認定されていますが、特徴は何といっても辛みの強さ!
この辛み大根を原料にした焼酎とはどんな味なのでしょうか。お店の人の話では、発酵させる前に大根を蒸すので、本来の強烈な辛味はなくなっているとのことですが、そうは言ってもねずみ大根の名を冠する焼酎。期待と不安を胸に今回もまずは原酒でいただきました。
んっ!なんと、想像を裏切る(いい意味です)すっきりとした味わい。例えるなら飲みやすい辛口の日本酒!ほのかな大根の甘い香りも印象的です。
続いてロックでいただきました。
今回は丸い氷を入れて飲んでみましたが、オシャレな感じになって、3倍上品な味わいになった気がします。
(注)味の感想はあくまでも個人的見解です。
今回は坂城町の「びんぐしの里公園・湯さん館」で購入いたしました。おいしいお酒をありがとうございました。
~次回はあなたの街の酒屋を訪れるかもしれません♪~
追記
今回ご紹介した焼酎の原料である「ねずみ大根」をイメージして誕生したのが、坂城町のマスコットキャラクター「ねずこん」です。
ねずみ大根焼酎を飲んで、ねずこんもすっかり上機嫌になりました
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