2019.11.29 [ 長野地域の【観光】長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
学びツーリズム「刀と歴史」をテーマにモニターツアーを開催しました!
こんにちは、商工観光課のP子です(^O^)/
長野地域振興局では、長野地域の特色や強みを生かしたテーマにより、ガイドや案内人とともに学び(体験・交流)ながら広域的に周遊する「学びツーリズム」を推進しています。
今回は、「刀と歴史」をテーマに首都圏発着で開催したモニターツアーについてご紹介します!
( ̄▽ ̄)ゞ
まず、訪れたのは坂城町の「鉄の展示館」。(→鉄の展示館のHPはこちら)
坂城町が「刀匠の町」と言われる理由は、名誉町民第一号である、故宮入行平刀匠が昭和38年に人間国宝に認定され、現在その宮入一門会と呼ばれる全国で活躍する多くの刀匠を育てたことに由来しているそうです。
「鉄の展示館」では学芸員から刀の刃紋の見方についてご説明いただきました。
そして、本物の刀を手にし、刃紋の確認をする体験も!\(◎o◎)/!
ご用意いただいた3本の刀には宮入行平刀匠の刀や俳優の高倉健さん寄贈の刀が含まれおり、みなさん、それぞれの刀を興味深く手にしていました。
「鉄の展示館」で刀の刃紋について学んだ後は、宮入鍛刀道場に向かいます。
今回のモニターツアーではこの宮入鍛刀道場をお目当てに申し込んでいただいた方も多かったようです。
人間国宝故宮入行平刀匠の次男である宮入小左衛門行平さんに刀について教えていただきます。
鉄の歴史からはじまり、刀の材料としての鉄、刀の鍛錬などユーモアあふれる説明をしていただき、参加者の方からも積極的に質問が!
日本刀は独特の工法で、世界でも稀に見る刃物ということですが、現在は人材不足でこの世界のことを少しでも多くの方に知ってほしいという宮入さんの想いが伝わってくるご説明でした。
昼食は千曲市上山田温泉にある六花亭で、名物の「豆腐ステーキ」をいただきます!(≧▽≦)
出来立てアツアツの甘辛の餡がたまりません!
昼食後は千曲市八幡の武水別神社へ!!
武水別神社では権禰宜から神社の由緒や社殿についての解説を受けました。(→武水別神社のHPはこちら)
戦国時代から江戸時代にかけては、この地方随一の八幡宮として諸武将の尊崇が篤かったそうで、境内には川中島の戦い初戦の地八幡という石碑もあります。
武水別神社を後に、長野市松代に向かいます。
松代では松代藩真田家の菩提寺である長國寺を訪問しました。(→長國寺のHPはこちら)
長國寺では真田家や松代の歴史を聞きながら、初代藩主真田信之公御霊屋をご案内いただきます。
とても豪華な建物で圧倒されます。
正面の唐破風の雌雄の鶴は江戸時代初期に活躍したとされる伝説的な彫刻職人の左甚五郎の作と伝えられているとのこと。(@_@)
御霊屋内部も、扉を開けていただき説明を受けます。
やはり、解説していただくと観光も一味違ったものになりますね!
もう少し早い時間帯であれば西日が御霊屋内部を照らし、内部がとてもよく見えるそうです。
残念…(T_T)
歴代藩主真田家の墓所の説明も、参加者の方たちは興味深く聞いていました。
すっかり日が暮れてしまいましたが、松代まち歩きガイドさんに佐久間象山にゆかりのある旧松代藩鐘楼と矢沢家の表門をご案内いただきました。(→信州松代観光協会のHPはこちら)
今回のモニターツアーでは、日本刀と歴史をテーマに戦国時代の上杉氏、武田氏、真田氏にまつわる名所旧跡を地元の案内人とともに周遊しました。
後半、駆け足になってしまったモニターツアーですが、参加者の皆さんにはこれをきっかけに今度はゆっくりと長野地域に観光に来ていただきたいなと思います。
私自身も案内人の方からの解説で初めて知ることも多く、興味深い観光でした。
改めてゆっくり訪れたいと思います!!
( ̄▽ ̄)ゞ
みなさんも、是非、「学びツーリズム」で長野地域を観光してみてください!!
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