2013.11.12 [ まちづくり長野地域の【暮らし】長野地域振興局 ]
建築工事現場のパトロール
大型施設の工事現場において構造等を確認しています
こんにちは。建築課のフミです。
先日、建築指導員の方と、建築工事現場を巡回するパトロールを行って参りました。
消費税増税が現実味を帯びてきましたが、人生での高い買い物と言えば住宅です。皆様、建築基準法をご存知でしょうか。建築物に関して最低限の基準を定めている法律ですが、その中に「建築確認申請」というものがあります。
例えば、住宅を建てる際には、打合せを重ね住宅のプランが決まると、業者の方が設計図書を作成します。そして、住宅を着工する前に、法律で定められた設計図書を申請して頂き、建築基準法に適合しているかを審査し、住宅の計画が「確認済」となった後で、実際の建築工事に進んで行きます。
このように建築基準法では、計画段階において審査を行い適合確認することで、工事中及び完成した建築物が適法となるような仕組みをとっています。この「建築確認済」となっている建築物は、工事現場において、その旨が分かるような表示板を掲げることになっています。
事務所業務だけでなく現場に出て、工事現場における表示板等をチェックすることで、街の建築物が適法である確認作業も行っています。
本日は、皆様の身近にある衣食住の「住」に関わる取り組みのご紹介でした。
※建築指導員とは、建築士として違反防止活動に取り組んで頂いている方々です。
住宅の工事現場において建築確認済表示板を確認しています
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