こんにちは長野保健福祉事務所のWAです。

２月７日（水）に、（公財）長野県長寿社会開発センター長野支部との共催で、「地域づくり出会いのひろば（お見合い大パーティ第４弾！）」を、長野県社会福祉総合センターで開催しました。

お見合いパーティーと言っても、男女が巡り合う婚活パーティーではありません。何かをしたいシニアとシニアを求める側（団体・ＮＰＯ等）との「出会いのひろば」です。

自分のスキルや特技を活かしたい、何かを始めたいけど何をしていいかわからない、ボランティア・地域活動・ＮＰＯ・就労等の情報がほしい、関心がある、そんなシニアの皆さんと、地域の活動者・ボランティア・就労としてのシニアを求めている、シニアの皆さんに情報発信をしたい、そんな団体の皆さんとがお見合い形式（出店形式）で情報交換を行いました。

出店側（団体等）は、活動紹介の写真、ポスター、パンフレット等で、自分たちの活動の「想いを語り」「活動を見せ（魅せ）」、シニア側は会話を通して自分の可能性に気づき、新たな「つながり」を求めて、出店ブースを回りました。

お見合いの後は、団体毎に用意された『寄せ書き』に書かれたメッセージを基に、新たな出会いや発見、シニアの可能性、「出会いのひろば」が地域づくりにつながる意味等について、コーヒー等を飲みながら活発な意見が交わされ、シニア活動推進コーディネーターから団体同士の結びつきについての提案もありました。

参加者からは、「なんだか楽しそう」、「大切な取り組みだ」、「退職したら手伝いたい」、「まずはじめの一歩から」、「今日の出会いは大きな収穫です」といった前向きな感想をたくさんいただきました。

また、今回初めて出店していただいた団体からは、「多くの団体が出会いを求めて参加していることに驚きである。今の社会現象として、シニアが活動を期待されていることに気づかされた。現役時代と違ってソフトな絆が人生を豊かにすることを学んだ。」という素敵な感想をいただきました。

人生１００年時代と言われている今、６０代、７０代、８０代だって、まだまだ元気で活躍できるし、何よりも今まで培ってきた経験と知識を持っています。そんなシニアの方々の素晴らしい能力や「やる気」を埋もらせたままでは、「もったいない」と思いませんか。

地域の困りごとの解決、学校支援ボランティア、遊休農地の活用、こどもカフェの運営スタッフ、等々、シニアの方々にお手伝いをしていただけることは、限りなくあると思います。是非次回の「出会いのひろば」に足を運んでいただき、シニアの皆さんの溢れんばかりの活気を感じ、新たなつながりを発見してみませんか。

長野地域振興局から「地域発　元気づくり支援金」の紹介をしていただきました。