2015.07.24 [ 長野地域の【観光】 ]
みんなで学ぼう「真田丸」
こんにちは。
商工観光課のえみフライです。
暑いですね~このところ、全国のお天気情報で気温が高い地域の代表のように「長野」の文字を見かける毎日もう朝の通勤時間から汗をふきふき、自転車こぎこぎ、口を開けば暑い暑い…
そんな長野は、今「暑い」だけではないんです。
来年1月から放送されるNHK大河ドラマ「真田丸」。先日は、とっても豪華なキャストが発表され、ますます期待が高まってきましたよね
そんな「真田丸」、主人公はもちろん真田信繁(幸村)です。そして、真田氏といえばここ信州が生んだ戦国時代のヒーローです。
というわけで、NHK大河ドラマ「真田丸」に向けて、まずは真田氏について知ることからはじめようと、7月21日(火)に長野合同庁舎で勉強会を開催しました。
今回は、この勉強会の様子をご紹介します。
今回の勉強会の講師として、広く長野県の歴史に造けいが深い宮下健司先生を迎え、真田信繁(幸村)や真田家の動きなど真田丸のストーリーやその歴史的背景を学びました。
「真田丸」は、NHK大河ドラマ55作目となり、信州を舞台にしたものとしては、52作目の「八重の桜」以来。歴代大河ドラマ55作のうち、今回の「真田丸」を含む18作が戦国時代を描いたものとのこと。日本の歴史上、人間のエネルギーが爆発した時期であったことが、大河ドラマが作られてきた理由であるといいます。その戦国武将の中でも信長、秀吉に次いで人気のある真田氏。この人気は、各地の戦国大名が天下統一を目指して覇権を争うといった特異な時代にあって、四度も家康を窮地に追い込んだという歴史的な事実によるもののようです。
この「真田丸」、三谷幸喜さんがどのように真田一族を描くのかとても楽しみですが、真田一族は「生き残ること」「真田家を継続すること」に価値を見出し、弱者の知恵と反骨の精神、サバイバルの術策を駆使した「知謀の一族」というのが、「真田丸」を見ていくときのポイントとなりそうです。
そんなお話をメモを取りながらみんな真剣なまなざしで聞いていましたよ
ちなみに、真田昌幸(幸村の父)といわれているこの画像、65歳にしては老けているということで、信之(幸村の兄)ではないかとの説もあるとのこと。講演の最後にはそういうお話も聞けました
真田一族について、宮下先生から約1時間半にわたってお話をいただき、この後、真田信之の側近中の側近であった鈴木右近の末裔でいらっしゃる鈴木英昭さんが特別ゲストとしてごあいさつされました。宮下先生も「今日お会いできるのを楽しみにしていた」とのこと。身近にいらっしゃるなんてすごいですね。
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