ほっと9(ナイン)ながの 長野で働くスタッフが、長野地域の9つ(ナイン)の市町村の「ホット」な魅力をご紹介!(長野市、須坂市、千曲市、坂城町、小布施町、高山村、信濃町、飯綱町、小川村) 私たちの日々の仕事の話、「ほっと」一息つける癒しの裏話、きっと役に立つ暮らしの豆知識、おすすめ絶品グルメ…などなど、ここでしか出会えない”ながの”のすがたをお見逃しなく!(旧「ほっとスタッフブログながの」)(写真:信濃町 黒姫山の冬)

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新人奮闘記@農業農村支援センター③ ~米からブロッコリーの巻~

こんにちは!

長野農業農村支援センター新人のYです🔰

今回の題目を見て「えっ」と思われる方もたくさんいるかと思いますが、私も最初は驚きました😲でも、現在の日本の食糧事情を知ればこの題目の意味が分かります!

皆さんもご存知かとは思いますが、日本人の米消費量は減少の一途を辿っています。

 

 

 

 

 

 

 

このように米の消費量が減るということは、今と同じように作っていても売れないということですよね。

そこで、農業農村支援センターでは、現在「田」として使っている土地を、「畑」として活用し、野菜を育てようという取り組みに励んでいます。「畑」として活用した数年後には、本業の「田」に戻せる状態にしておくのがポイントです。

どのような野菜を育てるかは、価格の安定性や手間の度合いなどを考えて決めます。現在、県内の農業農村支援センターで推し進めているのが、ブロッコリーや白ネギです。

そして、今回は、県下の他地域における米栽培からブロッコリー栽培に移行したほ場(試験ほ場)を見学してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブロッコリー栽培で気を遣うのが、排水対策です。写真のブロッコリーはうねを高くした土壌に植えられています。こうすることで、周りが滞水してもうね内の根の部分に水が滞水せず、根が腐らないよう工夫しています。実際に視察した日の前日は大雨が降り、周りはまだ水が残っている状態でしたが、ブロッコリーには何の影響もありませんでした👌

ほかにも排水不良の場合の対策として有効なのが、「カットブレーカー」で、土の中に水が通る道を作る機械です。通常の畑でこのカットブレーカーを使うと、高うねの効果と一緒で、耐水せず根腐れ病(その名の通り、根が腐ってしまう野菜の病気)を発生させないようになっています🤗ただし、田には戻せません🙅‍♀️

 

 

 

 

 

 

野菜は敏感な生き物。水をあげなくてもダメ、与えすぎてもダメ。程よく水量を調節してあげることで、おいしい野菜になってくれます🥦🥦同じように肥料や水を与えても、大きく育ったり小さく育ったりするところは、育児と一緒ですね😂愛情込めて美味しい野菜を作ってくれる農家さんは凄いな~と実感するほ場見学でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!

では、また🖐

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