2013.10.18 [ 長野地域の【農業】 ]
農大 実践経営者コースの就農支援のご紹介
農業大学校のSです。
今回は、実践経営者コースの外部講師紹介シリーズはお休みしまして、代わりに実践経営者コースの目玉ともいえる実習と就農サポートについてご説明をいたします。
農大100周年記念リンゴも色づいてきました。
1 多様な実習と模擬経営
(見づらくてすみません。画像をクリックすると大きくはっきり見えます。)
その1 専攻実習(1年次)
学生が各人100平方メートルの畑を使って野菜栽培を行い、農作物の観察眼と農業の基礎技術を習得します。
その2 農業経営体験実習(1年次)
県内の先進農家にお願いして、延べ90日の体験実習を行います。
学生には一作を通じて実践的技術を習得させるとともに農家生活を肌で感じてもらいます。
その3 農産物マーケティング実習(1年次)
県内の流通業者、スーパー、加工業者などへ延べ3週間体験実習に行き、消費、流通の最前線でマーケティングについて肌で感じ、学んでもらいます。
お客さんが求める商品を提供するセンスを身につけてもらうことを狙ってます。
その4 農業経営実習(2年次)
学生に実際に農地を貸し与えて、自ら経営者となって生産はもちろん、販売から収支分析など模擬経営を行ってもらいます。
農地ごとに経営者担当の学生を決め、他の学生は従業員役となり、雇用を含めた経営管理能力を磨いてもらいます。
農業大学校の小諸キャンパスには、水田50アール×2、露地野菜畑50アール×2、松代キャンパスには、野菜ハウス2アール×2棟、花きハウス1アール×2棟、果樹園5アール×2を用意しています。
2 就農までの手厚いサポート
(見づらくてすみません。画像をクリックすると大きくはっきり見えます。)
就農推進技幹とコース担当教授が、入学したらすぐに学生と一緒になって、就農に向けた計画づくりを行うとともに、就農予定地での地元との調整、交渉、手続きなどを一緒に行い、卒業後スムーズに農業経営が開始できるよう強力にサポートしていきます。
このように、実践経営者コースでは、実際に近い実習や模擬経営と就農サポートを通じて、学生の皆さんが農大を卒業すると同時に自立した農業経営を始められるようにしてまいります。
模擬経営と就農サポートを両方提供するのは、他の都道府県の農業大学校ではまずありません。
本気で長野県で農業を始めようと考えておられる方には、自信を持って実践経営者コースへの入学をお勧めします。
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