2014.03.10 [ ろもうマン ]
ろもうマンのくねくね日記 その39
ろもうマンのくねくね日記 その39
「しかも文章ばかりで・・・ の巻」
「皆様こんにちは。(ろもうマン)(「かっころもうマン」と読む。知らない人はくねくね日記その12参照)です。
前々回、前回と、路網整備によって木材が生産されている現場の紹介だったのですが、ろもうマンが、関係ないネタを無理やりねじ込んできたり、まとまりのない話ばかりするので、まとめの意味を含めて、私と、作業道こぞうで、今回はやらせていただきます。
ね、こぞう。」
「あい。ボクに断りもなくアイコン化しているし。肖像権もへったくれもないね。」
「まあまあ。ろもうマンのやることなんて、そんなものですから。気を取り直していきましょう。
前回ろもうマンが紹介した、大町市の切久保団地なのですが、路網整備や木材生産のことは、ろもうマンが言っていたとおり。」
「でも、大事なのは・・・」
「そう。作業をしている山仕事創造舎さんや、地域の人たちが、どう考えているか、なのですよ。
まずは、木材を生産した皆さんが、何を意識して路網を整備したか、ですよ。
トラックが通行できる林業専用道までは、森林作業道を使って林業機械(運搬車)で木材を運搬するのですが、どこで林業専用道から森林作業道を分岐させるか、が工夫のしどころらしいですよ。」
「上の写真が分岐点だねえ。」
「そう。なぜ工夫のしどころかというと、分岐点は木材の集積場になるからなんですよ。林業機械(運搬車)で運搬した木材は、トラックに積み替えるために、一旦どこかに集積しないといけないのですが、分岐点に集積してトラックに積み込みができれば、林業機械(運搬車)での運送距離が短くなりますからね。
ところが、この分岐点が、地形が急だったり、狭いスペースしか確保できない場所だったりすると、木材を充分に集積できなくて、集積場が分散して効率が悪くなったり、林業機械(運搬車)で遠くまで木材を運ばなくてはならなくなるのですよ。」
「だから、木材の集積場を意識して、森林作業道の分岐点、配置を考えているんだね。簡単なようだけど、これを徹底しようとすると、林業専用道など自体の配置から考える必要があるから大変なんだよね。」
「そう。あと、路網が継続的に活用できるように、雨水の排水処理に気をつかったようですよ。」
「路面に多くの雨水が流れないように水切りをこまめに配置したり、排水によって路肩や法面が傷まないように保護したりするのかな。」
「そうですね。路網は、その時だけ使えればいいというものではないですからね。
そして、これからが肝心。そんな工夫をして、しっかりと路網の整備をしてきた結果、最初は、路網の整備に抵抗があった森林所有者の皆さんも、徐々に路網に対する理解が進んで、路網整備に対する期待が高まっているそうですよ。」
「いいサイクルだねん。継続してやっていくことが大事だね。木材の生産で森林所有者さんが利益を得られれば、路網を整備して木材生産を、という流れが一層できやすく・・・」
ちょい、ちょい!また勝手にやってるし。
そんなこと、みんなわかっているよ!しかも、文章ばかりで・・・
「というわけで、今回も、第67回全国植樹祭の大会テーマを募集しています!という話を(ろもうマン)がお送りしました。
http://www.pref.nagano.lg.jp/shinrin/happyou/14022101presstema.html」
違うわ!・・・・・・・・・またね!
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林務部信州の木振興課林道係
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メール:ringyo@pref.nagano.lg.jp
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