2018.02.21 [ 林業総合センター ]
6名の林業士が生まれました
林業総合センター指導部です。
県土の8割を占める森林を活かしながら、健全な森林を次世代へとつないでいくためには、山村地域の林業を支えるリーダーが必要です。このため、長野県では森林・林業に関する知識と技術を持ち、地域のリーダーとして活躍できる人材となる「長野県林業士」を昭和48年度から育成しています。今年度も、6名の長野県林業士が誕生し、2月15日に認定証書が授与されました。
長野県林業士に認定されるためには、当センターで実施している30日間の「森林・林業セミナー」を修了したのちに16日間の「林業士入門講座」を修了する必要があります。今年度の林業士入門講座では、地域の課題解決方法や、朝日村での活動などを学んできました。
とはいえ、講座を修了すれば長野県林業士になれるわけではありません。
長野県林業士に認定されるためには、長野県林業士としてふさわしい資質があるのかを厳しく審査しており、写真のようにぐるっと囲まれた審査員とのやり取りもあります。
こうした大変な審査をパスした新しい長野県林業士に対して、先輩林業士によって運営されている長野県林業士会の飯森会長からも、「森林・林業を一人で支えるのはとても大変だから、地域にある林業士会のメンバーとして加わっていただき、一緒に活動してほしい」とのエールが送られました。
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