2017.02.04 [ 林業総合センター ]
全国の代表として東大でPR
長野県林業総合センター 指導部です。
当センターと同様に、森林・林業に関わる試験研究を行う都道府県の機関は、全国47都道府県全てにあり、森林・林業の状況に応じた試験研究を行っています。
こうした全国47都道府県の林業試験研究機関では、お互いに連携し、資質の向上を図りながら林業技術の発展に寄与するために「全国林業試験研究機関連絡協議会」を組織しており、同じ課題を抱える研究者同士の意見交換や技術交流などが活発に行われています。
この一環として、毎年1月に「森林・林業シンポジウム」が開催され、各都道府県で開発した技術や研究の成果発表や、意見交換を行うパネルディスカッションを行っています。
今年度は、「協議会」が発足から50年を迎えたことから、この1月26日に東京大学を会場として「森を育み半世紀、未来につなぐ循環型の林業をめざして」と題して、記念のシンポジウムが開催されました。全国から選ばれた4道県の代表が、研究成果を発表しました。
長野県からも、昨年4月に国土交通大臣認定を受けた「信州型接着重ね梁」の研究成果が、「育てた森林を活かす分野の研究成果として特筆すべきものである」との評価を頂き、今回のシンポジウムで発表する機会をいただきました。
会場の東京大学農学部にある弥生講堂は、随所に信州カラマツ材が使われている立派なホールでした。
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林務部 森林政策課
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