2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場等に長野県産材を活用していただくため、関係機関へPR活動を実施しています。
オリパラに使われる木材は持続可能性に配慮したもので、国際的な森林認証を取得した森林から生産、加工された木材。
そこで、本県でも、森林管理(FM認証)や流通・加工(CoC認証)の認証を取得する者が増加しています。平成29年4月現在、FM認証では2件9,450ha、CoC認証では27者の素材生産・流通・市場・製材等の事業者が取得しています。
今後、長野県産材、特に本県を代表する樹種のカラマツ材が実際に活用されることを期待しています。
ところで、オリパラの会場となる東京都江東区では、一足早く・・・長野県産のカラマツが活用された施設が整備、着工されています。
ひとつは、本年1月に完成した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で木造の屋根に、長野県小県郡長和町の齋藤木材工業株式会社様で製造した信州カラマツ集成材が利用されています。
詳しくは、長野県プレスリリースを御覧ください。
二つ目は、区立小・中学校の新築に耐火性能を備えた集成材に信州カラマツが利用されています。6月頃に木材利用状況を視察調査させていただく予定ですが、まずは施工されている株式会社竹中工務店様のリリースをご案内します。
信州カラマツにより温かみのある空間が創りだされることでしょう。
県産材利用推進室
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