2011.08.04 ［ 上伊那／森林レポ ］
林地残材を薪に活用～南みのわ美森倶楽部発足～
＜上伊那の森林レポート＞
南箕輪村の大芝公園で７月３０日、村内の里山整備と木材資源の有効活用を図ることを目的に「南みのわ美森倶楽部(みもりくらぶ)」が設立され、参加した会員の皆さん約４０名が、林地残材を薪用に玉切る作業に汗を流しました。
倶楽部は薪ストーブのユーザーで構成。「長野県森林づくり県民税」（森林税）を活用した間伐事業の実施箇所等を中心に、切り捨てられた間伐材をストーブ用の薪として利用し、そのことで、森林内の環境整備をさらに進めようというのが倶楽部の活動の目的です。
この日も、時折雨が降る中、会員の皆さんらがグループごとに分かれて、アカマツやヒノキの間伐材を運んでは玉切りし、それぞれの軽トラック等に積んで持ち帰られました。
今後もこうした活動は継続して行われる予定。倶楽部の活動が盛り上がり、間伐材の有効利用や森林整備がさらに進むことが期待されます。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
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