2013.10.10 [ 上伊那/森林レポ ]
自然の中で様々な体験~辰野南小学校「育ちの森・秋」活動~
〈上伊那の森林レポート〉
10月4日(金)に辰野南小学校1年生から6年生の129名が「育ちの森・秋」の活動を行いました。
育ちの森活動は、地元の学校支援ボランティアやPTAの皆さんの支援により平成17年から行われていて、今年も【育ちの森・春】【育ちの森・秋】に続き3回目の活動になります。
今回の【育ちの森・秋】活動では「巣箱かけ」と【育ちの森・夏】の活動で整備したソリコース横にあった栗の木の玉切り作業を行いました。
始めにチェーンソーによる栗の木の伐採作業を見学しました。木が倒れた時にはみんな歓声をあげていました。
その後、伐採した木の玉切りと巣箱かけに分かれて作業を行いました。
まずは伐倒した木の枝を切ります。
玉切りに挑戦。初めてノコギリを使う子も慣れた子も、太い幹に悪戦苦闘しながら作業を行いました。この木は来年の【育ちの森・春】でキノコの植菌に使う予定です。
ノコギリの使い方に慣れていない子は細い枝で練習。作業が終わるころには、みんなノコギリが上手に使えるようになっていました(^_^)v
巣箱かけでは、野鳥の会の吉田さんに巣箱を使う鳥のことや巣箱をかけるときに注意することを教えていただきました。
昨年の活動で取り付けた巣箱を外して中の観察をします。使った跡のある巣箱もありました。
「新しい巣箱も使ってくれるといいな!」と気持ちを込めて取り付けました。
終わりの会では6年生のみどりの少年団代表から「自分たちは最後の育ちの森活動になってしまったけど、来年もずっと活動を続けていってほしい。」と挨拶があり、6年間の育ちの森活動が楽しくて貴重な体験だったと感じられました。
活動終了後には学校に戻って給食です。今回はボランティアの皆さんも一緒に美味しいカレーライスをいただきました。
育ちの森は全ての学年が同じ班となる縦割りグループで活動が行われます。そこに地域ボランティアの大人が入り、様々な人と触れ合いながら一緒に活動や学習を行います。
今年の育ちの森活動はこれで最後となりますが、子どもたちが自然にふれあい様々なことを学習する場として来年以降も続けていってほしいと思います。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
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