(この写真については後ほど…)
県庁内の各課で対応している「県庁見学こども記者体験」。
林務部においても、
・信州の豊かな森林づくり
・野生鳥獣による被害を防ごう
・信州の木を使おう
の3テーマを担当しており、他のテーマと比べて多くの子ども達に見学に来ていただいています。
この日は「信州の豊かな森林づくり」に辰野町辰野東小学校4年生のみなさんにお越しいただきました。
天気がいい日などは、県庁北側の緑地や、屋上などで対応することもあるのですが、この日は前日に雨が降ったということで、林務部長室での対応です。
このテーマでは、紙芝居を使って、森林の持つ様々な機能の大切さ(こちらをご覧ください)や、間伐の必要性(こちらをご覧ください)、伐採した木材の利用などについて子ども達に説明しています。
まず、紙芝居の前に、子ども達の緊張をほぐす「アイスブレイク」。
そこで登場するのが、冒頭の写真です。
瓶の中の松ぼっくり。 これは濡らすと笠が閉じる松ぼっくりの特性を利用して、瓶の中に松ぼっくりを入れたもの。
マツはこの笠の一つ一つに種が入っており、松ぼっくりが乾燥して笠が開いたときに風に乗って飛んでいくのですが、濡れていると飛ぶことができないため、濡れると笠が閉じるという性質も併せて説明するという仕掛けです。
中には、森林や樹木に詳しい子どももいるため、「そんなの知ってる」ということもあるのですが、この日は… 大丈夫でした。
その後、みんな真面目に職員の説明を聞きながら紙芝居を見て、メモを取ります。
最後に、質問タイム。
この日は「木は1年にどれくらい伸びるか」、「豊かな森林とはどのような森林か」という質問が出ました。
このような仕事をしていると、色々な場面で色々な質問を受けることがあるのですが、子ども達からの真っ直ぐな核心を突いた質問には、毎回ドキッとさせられます。
このような感じで毎回対応をさせていただいていますが、これをご覧の小学校関係者のみなさまがいらっしゃれば、是非林務部の見学にお越しください。
<本件に関するお問い合わせ先>
林務部森林政策課企画係
TEL:026-235-7261
FAX:026-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp
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