信州森林づくり応援ネットワーク

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“ゆめやま”看板づくりプロジェクト!

〈上伊那の森林レポート〉

7月にブログでも紹介しました辰野東小学校の学校林“ゆめやま”で、6年2組の25名が森林活動を行いましたので紹介します。

7月の活動はこちら https://blog.nagano-ken.jp/mori/kamiina_forest/52.html

“ゆめやま”の入り口には看板が設置されていて、子どもたちを迎えてくれていましたが、10月の台風でこの看板が倒れ壊れてしまいました(×_×)
今まで設置されていた看板はこんな感じでした。

そこで、6年2組の子どもたちが「“ゆめやま”にある木を使って看板を作り直したい!」と考え、今回の活動が行われました。
どのように看板を作るかみんなで考えて、看板の柱は自分たちで実際に伐った木を使って作ることや、前回の活動で勉強した“ゆめやま”にどのような樹木があるかを看板に書くことになりました。

“ゆめやま”に行く前に、どんな樹木があるのかを復習しました。
調べたらわかるものまで含めて33種類の樹木がありましたが、名前がわからないものもあわせるともっとたくさんありそうです。

“ゆめやま”に入って木を伐る作業です。伐る木は柱にするのに真っ直ぐで使いやすいヒノキを選びました。
まず、木を倒す方向や逃げる場所をみんなで考えました。

ノコギリを使って交代しながら全員で木を伐りました。みんな上手にノコギリが使えていましたが、慣れない作業に「疲れたぁ~」という声も聞かれました。
30分くらいかけて木を伐り倒すことが出来ましたが、倒れる瞬間の写真が撮れず残念です。

伐り株を見ると、安全な伐採の基本となる“つる”を残して上手に伐れているのがわかりました。
直径は20㎝くらいでしたが、年輪を数えてみると60年もたっていました。長い間“ゆめやま”を見守ってくれていたヒノキですが、今度は柱になって子供たちを見守ることになります。

倒れた木の枝をみんなで払って・・・

あっという間に幹だけになりました。

最後に4mに玉切りをして作業を終了しました。

活動は寒い日でしたが、みんな元気いっぱいに作業を行っていました。
年内には看板が設置される予定ですので、その時にまたレポートしたいと思います。

上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。

※「上伊那の森林レポート」のアーカイブは、上伊那地方事務所林務課のホームページ(URLは以下のとおり)からご覧ください。
 http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/blog/h25.html

<本件に関するお問い合わせ先>
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