信州森林づくり応援ネットワーク

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森林土木技術現地見学会を開催しました。

森林政策課の【すいすい】です。
今年は、梅雨といい夏場や初秋の暑さといい不安定な天候でしたが、すっかり秋めいてきました。
先日登山をしましたところ、1,500-2.000mあたりまですっかり紅葉がいい感じですね~☺

さてさて、9月某日に若手・中堅の県地域振興局林務課職員を対象に【森林土木技術現地見学会】を開催しました!!
晴天に恵まれ残暑の厳しい中ではありましたが、県下各地から23名が下諏訪町に集合して、令和3年の8月から9月に土砂災害が発生した2箇所の復旧工事(下諏訪町・茅野市)を見学しました。

コロナ禍でオンライン開催が多い中、久しぶりの集合研修でしたので、参加者のみなさんは多くの情報交換ができたようです。

現地では、諏訪地域振興局林務課の担当者から『土石流により国道まで土砂が出た』、『治山事業により復旧を進めている』、『初めてのICT活用工事で苦慮している』等の各現場の説明がありました。
対して、参加者からは『ICT活用工事はどうすればいいか』、『災害査定の制度はどうなっているのか』等の質問が飛び交い、活発な意見交換になりました。

説明の後は、グループに分かれて感じたことや疑問点等を議論し合い、各グループが話し合った内容を発表して全体で共有しました。
現場説明やグループ発表は、2年目から4年目の若手職員が中心になっていましたが、いずれもしっかり自分の言葉として発言しており、とても頼もしく感じます。
(一歩引いて見ている自分に気づき、もう自分は若手じゃないんだなと改めて自覚させられて少し寂しくなりました笑)

見学会の最後には、林務部次長より「県民生活の安全安心のため担う役割は大きい。今回感じたこと、得たことを持ち帰り、全国有数の森林県である長野県を支えてほしい」との講評がありました。

林務部では、若手職員に対する研修を重視しており、今回もその一環です。
技術者の世代交代が進んでいること、加えて日々新たな情報技術が開発されてていることから、今後は技術継承と併せて新たな技術をいかにして取り入れていくか、次世代を担う技術者をいかに育てていくかが課題です。
そのためには、自分の担当以外の様々な現場を学びながら経験値を高めていける環境が重要ですので、引き続きこのような現地見学会を計画していきます。

最後になりましたが、工事が佳境に入りつつある忙しい時期にも関わらず、両現場とも受注者、発注者の方々の御理解をいただき見学会を開催することができました。この場をお借りしまして皆様に御礼を申し上げます。

〈本件に関するお問い合わせ先〉
森林政策課 指導担当
TEL:0263-235-7265
FAX:0263-234-0330
メール:rinsei@pref.nagano.lg.jp

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