来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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若手職員のアイデアがついに実現!! 松本合庁のトイレをより快適に~樹木の精油活用プロジェクト~

知識のある林務課先輩職員さんからアドバイスをいただき、松本地域の森林に占める割合が高いアカマツの中で松食い虫被害で枯れてしまった木を活用する案が出ました。サンプルの精油を嗅いだところ、落ち着く香りだと4人は感じたので採用することにしました。
松くい虫被害とは?
・マツノザイセンチュウ(線虫)がマツの樹体内に寄生し、衰弱・枯死を引き起こす被害のこと。
・松本地域の被害は県内の中でも高く推移しており、令和5年度時点では25,317㎡で発生している。

 

☆プロジェクト立ち上げ!だがしかし…
「トイレに枯れたアカマツから抽出した精油を設置する」という大枠ができ、クッピー筆頭で精油作りを林務課のプロジェクトとして行うことになりました。
プロジェクト名は「合庁トイレをもっと快適に〜特用林産品(樹木の精油)プロジェクト〜」です!
しかし、実際4人でいつ作るか…メンバーだけではこの悩みは解決することができず、ピッピは上司に相談したところ、「創造的活動支援制度(20%ルール)」を利用できることが判明しました。
この制度を利用するために、林務課としての計画書をクッピーに作ってもらい、3人はどう自分の業務を効率化できるか考え、12月24日に申請しプロジェクトは始動、勤務時間に林務課の業務を行う形でプロジェクトに関わることができるようになりました!!
「創造的活動支援制度」とは?
令和5年6月に長野県が導入した制度で、職員が業務効率化により生み出した範囲内(勤務時間の 20 %が上限)で他課の業務に従事できる。

☆精油・アロマウッド作り
2025年1月30、31日に4人で県林業総合センター(塩尻市)へ精油を作りに出かけました。
作業工程は、1日目に材料収集、2日目に精油の抽出、両日の時間があるときにアロマウッドの製作です。
①材料収集
まず初めに、センター内の森からアカマツを切り出しました。作業は経験豊富な林務課の職員さん2名に行なっていただきました。ありがとうございました!

倒したい方向を決め、1人はチェーンソーで、1人は木を道具を使って引っ張り、息を合わせて倒します。

材料は軽トラック1台分になりました。

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