来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

皆さん、最近水を感じているでしょうか
といっても長野県はアルプスから流れるきれいな水が身近にあり、
日々水を感じることができますよね。

私は県外出身で、長野県(松本エリアを中心に)の水の綺麗さには
いつも驚いており、水道水の美味さにすら驚いています

そんな身近な水に感動している自分ですが、
長野県の本気の水を感じたいということで、
水の名所を回るイベントがないかと

合庁内を歩いていたら掲示板にこのポスターが

なんと松本地域振興局の企画振興課が水資源の豊かな松本エリア
に着目し、ストーリーのある12か所のスポットを定めているとのこと。
水を感じたい私にもってこいのイベントです

※詳しい内容は過去の”でんぷんさん”のブログをご覧ください

まつもと広域水物語カードを集めよう!



ということで、水物語にどっぷり浸かってきた中で

印象に残ったor勉強になったスポット3選を発表します

では早速いきます

まずは…
第3位:四ヶ堰円筒分水工(しがせきえんとうぶんすいこう)
    ( 綺麗な円形の構造・その歴史がすごい)
※ここは12スポット以外のおまけスポットですが…笑

昔、4か所(芳川地区の村井町、小屋、野溝、平田)の
地区では、奈良井川の氾濫により堰が壊され、干ばつに悩まされていた。
そこで明治4年に流路を変更する工事を行いその悩みを解決。
さらに水争いが絶えず起こったことから、
昭和9年に用水が誰が見ても公平に分水できる円筒分水ができたのだそう。

なので開設から100年以上経つことに…

円筒分水は県内でも貴重な分水施設で、
昔の方々の努力を感じることができました。

ちなみに場所は塩尻北インターを降りてすぐの場所。
そこにあるのと思う場所にありますよ~

第2位:平出の泉(水の綺麗さ・近くの博物館、遺跡公園もおすすめ)

このエメラルドグリーンの水がとても神秘的
石灰岩の空洞に集まった伏流水が湧き出していて、
最大水深は約6mもある
なので、水温は常に10℃前後に保たれてます。

この泉の水は、古くから平出地域の大規模な集落の形成要素で、
今でも地区内で利用されており、泉の周囲に広がる平出遺跡
その名残りを見せています。

もっとストーリーを深めたい方は平出博物館がおすすめ
本物の土器(縄文・弥生・平安)に触ることができ、違いを体感できます!

※私も実際に土器を持ち上げてみましたが、重さや装飾の違い、材料
の違いがあり、時代の流れを感じることができました

そして待望の第1位は…

第1位:黒沢の滝(秘境・山と水の美しさ)
安曇野市南西の黒沢山が源で、落差約30mで、2段の滝となっています。
滝の落ちる場所からかなり近く、水の勢いを感じることができます
ちなみに冬は結氷して、氷瀑となるようです。


第1位の理由は、
この美しさ。12か所のスポットの中でも随一
加えて滝に行くまでの道の険しさ、謎の達成感があります。

(森の奥なので、お出かけの際は熊鈴を持ち歩くなど
クマ対策をお忘れなく)

物語を終えて、水の恵み以外にも
その地域の食や水を利用した観光
堪能でき、またその地域の方々とお話しできて
とても楽しかったです

※ちなみにこれは、12か所のひとつ「小仁熊ダム(愛称:とくらだむ)」
  を訪れた際に立ち寄った、筑北村 「西条温泉とくら」で出している
とくらダムカレー」!! なんと鹿肉を利用しているんですよ~

ご興味のある方はぜひ水物語を
進めてみてはいかがでしょうか

 

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