松本市の中心に位置する深志神社では、毎年7月24日・25日に「天神祭り」が盛大に開催されます。
今年も、松本の夏の風物詩として多くの人々が訪れることでしょう。
で、さっそく7月20日、松本市の深志神社を訪れ、間近に迫った「天神祭り」の風景を撮影してきました。
先週は八坂まつりで賑わっていたばかりですが現在は
この時期ならではの静けさと期待感が入り混じった空気の中、神社の荘厳さがより一層際立っていました。
当日も良い天気になるといいですね!
◆ 天神祭り限定の特別御朱印
今回の訪問では、天神祭りをモチーフにした特別御朱印もいただいてきました。
境内を散策していると・・・
深志神社のいろいろな種類の御朱印がありますね
祭りの象徴である神輿や舞台が描かれた華やかなデザインで、墨や朱印が使われており、絵柄は全て刺しゅうで非常に美しい仕上がりです。(金糸も使われていてとても豪華)
この御朱印は、祭り期間中のみの限定頒布で、深志神社の受付にて授与されています。数量に限りがあるため、希望される方は早めの参拝がおすすめです。
◆ 歴史と格式ある祭り
天神祭りは、学問の神様・菅原道真公を祀る深志神社の例大祭で、松本平に夏の到来を告げる伝統行事です。その起源は江戸時代初期にまで遡り、300年以上の歴史を誇ります。市街地の町会が所有する「舞台(山車)」は、松本市の重要有形民俗文化財にも指定されており、豪華絢爛な装飾が見どころです。
◆ 祭りの見どころ
【7月24日(木)前夜祭】
17:00頃~:各町会の舞台が境内に曳き入れられ、壮観な光景が広がります。
17:00~20:00:神楽殿では詩吟や日本舞踊などの奉納演芸が行われます。
19:00~:前夜祭の神事が斎行され、祭りの幕開けを告げます。
【7月25日(金)本祭】
14:00~:例祭の神事が執り行われます。
14:00~17:00:2基の神輿が氏子区域(鎌田~清水、市街地)を巡幸。
※深志48ヶ町を練り歩く姿は圧巻です。
15:00~:児童によるお囃子奉納。
※練習を重ねた「お囃子スクール」の成果が披露されます。
◆ 神輿巡幸と交通規制について
7月25日(金)の本祭では、深志神社の神輿2基が氏子区域(鎌田~清水、市街地)を巡幸します。これに伴い、深志48ヶ町と呼ばれる中心市街地では、一部道路で交通規制が実施されます。
神輿巡幸時間:14:00~17:00頃
交通規制の目安:
神輿の進行に合わせて、先導車両が5分ほど前を通過し、通行止めや迂回の案内を行います。
規制区間は順次移動するため、長時間の通行止めではありませんが、周辺道路の混雑が予想されます。
お出かけの際は、公共交通機関の利用や、時間に余裕を持った行動をおすすめします。
天神祭りは、松本の歴史と文化を肌で感じられる貴重な機会です。歴史ある舞台と神輿、そして賑やかな夜店が、忘れられない夏の思い出を作ってくれることでしょう。
ぜひ、皆さんも深志神社へ足を運び、松本の夏を感じてみてください。
◆ アクセスと注意点
場所:深志神社(〒390-0815 長野県松本市深志3-7-43)
駐車場:境内には駐車スペースがありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
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