2017.11.15 [ その他 ]
木祖村「らくらく適塩教室」
木曽保健福祉事務所のNです。
10月31日に行われた「第1回らくらく適塩教室」をご紹介します。
長野県は全国に比べて脳血管疾患の死亡率が高く、その危険因子の一つである食塩の摂取量は全国第2位と高くなっています。
木祖村では長野県のモデル地区として 平成27年度から「らくらく適塩教室」を開催しています。
会場は「木祖村保健センター」役場の隣にあります。
この日は晴天駐車場からは素晴らしい紅葉が楽しめました
今年は健康推進員(保健補導員)さんと、65歳の元気アップ教室に参加されている方を対象とした
全3回の教室を予定しています。
はじめに木祖村の栄養士さんから、村の健康課題と解決には「適塩」が必要であることの説明がありました。
塩分を取り過ぎると
「増えた塩分を薄めるため、血液中に水分を取り込む→血液が増加して血管の壁に圧力がかかる→血圧上昇(心臓にも負担)この状態が長く続くと血管に弾力がなくなり脳卒中などを引き起こしやすくなる。」そうです。
「まず適塩につとめましょう。そして野菜もしっかり食べましょう。野菜に含まれるカリウムは体の中にある余分なナトリウムを排出する働きがあります」
食塩の摂取目標は「男性:8g/日以下 女性:7g/日以下」ですが、参加されたみなさんの摂取量はどれくらいでしょうか?
事前に行なった尿中ナトリウム検査結果が配られました。
また、各々で塩分チェックシートを作成し、普段の食事を振りかえってみました。
受講後には改善されているといいですね
自分の検査結果を確認したところで、試食タイムです。
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