2017.11.30 [ 自然・名水・秘境 ]
御嶽山の雪景色2017
みなさん、こんにちは~! 木曽の魅力探検隊、会計センターのサイクリストKです。
こちらは開田高原から見上げた冠雪した「御嶽山」の姿です。
いよいよ御嶽山にも雪が積もり始めたので、町道が冬期通行止めになる前にと、2017年最後の御嶽登山に出かけてきました。(11月12日の話です、空は快晴でした!)
「中の湯」登山口から黒沢ルートで「二ノ池」を目指します。登山道の凍結が心配なので、朝は8:15スタートと、いつもより遅い時間に出発。大きな霜柱と凍った水溜りを避けながら、まずは八合目へ向かいます。
1時間半ほどで八合目「女人堂」に到着、七合目あたりから登山道は雪道になりました。
先月は美しい紅葉を楽しめた八合目もすっかりと雪景色に変わっています。「雪化粧した御嶽山」も美しいですね、青い空に白い山並みが映えてカッコいいです!
八合目から尾根に向かい、振り返ると冠雪した「乗鞍岳」と「槍・穂高」がクッキリと見えます。雲ひとつない快晴で、周囲の山並みがすべて見渡せる、絶好の登山日和です♪
女人堂から先は、自分がこの日最初の登山者。前日に降った「新雪」の上をキュッ、キュッと音をたてて、足跡を残す快感! 日差しが眩しく、まだ11月だというのに「雪焼け」しましたよ。(笑)
尾根の上で「インスタ映え~」を意識して、いつものポーズ!(笑) 背景は中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳ですよ!この景色を独り占め・・・なんて贅沢な時間でしょう。
八合目半から九合目までの間はこのルートで一番きつい急傾斜の上り坂ですが、見上げる空が青過ぎて・・・疲れが癒えます。「御嶽ブルー」というと、三ノ池が有名ですが、この空の色もまさしく「御嶽ブルー」ですね。
石室山荘を過ぎ、九合目の覚明堂までの険しい上り坂、吹き溜まりで雪に覆われた登山道をズリズリと滑りながら、なんとかクリアして丘の上に到着。
目の前に現れる「摩利支天山」と「継子岳」方面を眺めながら、二ノ池方面に向かう斜面を滑り落ちないように慎重に歩きます。
「二ノ池」が見えてきました、青灰色だった池も真っ白です!
一旦通り過ぎて、二ノ池本館の横から「賽の河原」を見下ろします。夏はお花畑でしたが、白い雪原も美しい。遠くに見える乗鞍岳と北アルプスの山並みも良い眺めです。夏はこの景色の中を一周するのが楽しいのですが、冬は眺めるだけで満足です。(笑)
二ノ池の畔に戻って、主峰「剣ヶ峰」に向かって手を合せました。いつかあの頂に登る日が来るまで、この風景も見納めになるかもしれないので、その姿をしっかりと目に焼き付けておきました。
下山を始めて、眺めの良い丸太ベンチで「ランチタイム」。景色を楽しみながら食事をしていたら、3人組の山ガールが現れて「絵になるぅ~!」と言うので、写真を撮ってもらいました。(笑)
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