2019.08.23 [ 歴史・祭り・ひと ]
第45回木曽音楽祭が始まります
こんにちは。商工観光課のYです。
お盆が過ぎて、木曽はずいぶんと涼しくなったような気がします。
さて、木曽に音楽の季節がやってまいりましたよ
8月23日から第45回木曽音楽祭が木曽文化公園で始まります。
8月20日、その木曽音楽祭に先駆けて「名曲コンサート」が開催されました
このコンサート、演奏家と聴衆の距離が近いんです
会場は、木曽町文化交流センター多目的ホールです。
300人が収容できるホールの前方にグランドピアノを乗せたステージをつくり、そのステージ下からすぐ椅子が並んでいるんです。
演奏家と聴衆の距離がいかに近いか、お分かりいただけますでしょうか
ちなみに、今回のコンサートは大勢のお客様がお見えになっていて、ほぼ満席でした
私は最後列から数えて2列目に座ったのですが、演奏家が息を吸う音も聞こえるくらいでした。それだけ臨場感があって、曲に没頭してしまいます。
演奏後、演奏家のみなさんは、鳴りやまない拍手に対し、我々ひとりひとりの顔を見ながら笑顔で応えてくださいました
両手を大きく掲げて手を振っている方もいて、会場は和やかな雰囲気でした
木曽音楽祭は地元の方々が、自分たちの手で演奏家を呼ぼう!と始まった歴史があります。
そのため、約一週間の滞在期間の間は、地元のボランティアの皆さんが、毎日朝夕のご飯を作っています
食事スペースと調理室はドア1枚でつながっているのですが、「お皿をもらえますか」から「ごちそうさまでした」「美味しかったです」「ありがとうございます」「コンサート楽しみにしています」と交流が生まれるそうです
そういった地元の方たちとの関係性が、コンサート会場の雰囲気に表れているのかな、と思います。
とはいえ、クラシック音楽には馴染みがなく、敷居が高い気がする…若干の興味はあるものの、技術も音楽史も作曲家もわからないから、なんとなく行きにくい…知っている曲が少ない…と思っているのは私だけではないはず!!
ということで、企画制作の東京アーティスツN氏に、そんな本音をぶつけてみちゃいました。
N氏いわく、「習うより慣れろ」とのこと。
まずは音楽に触れ、好きだなと感じた曲や作曲家をちょっと調べてみるところから始めればいいようです
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