2019.08.23 [ 歴史・祭り・ひと ]
第45回木曽音楽祭が始まります
そして、木曽音楽祭では大都市での演奏会ではやらないような曲に挑戦していることも特徴のひとつです!初めて聞く曲だと思っているのは自分ひとりではないので安心してください
そしてなんとそのN氏から素敵なレターをいただきました
ずばり「第45回木曽音楽祭の聴きどころ」
ぜひこの熱い想いを受け取ってから、コンサート会場に足を運んでください
第45回木曽音楽祭の聴きどころ
木曽音楽祭は今年で第45回を迎え、国内の音楽祭で一番長い歴史を持っています。
この音楽祭は室内楽中心の音楽祭で、今までにかなりの曲目で日本初演に近い事をしています。
今回も木曽ならでの特色を生かしたプログラミングをしています。
プログラミングをするときいつも念頭に置いていることは、管楽器と弦楽器が一緒に演奏する曲目を入れることです。
こういった組み合わせは経済的な問題があり、演奏家が多くなればなるほど実現が難しくなります。
そういった意味から、今回はワルターの八重奏曲とブラームスのセレナード第2番取り上げました。
ワルター(1821-1896)ドイツのシュットゥトゥガルトの生まれ、あまり馴染みのない作曲家だと思います。編成は弦4部と管楽器が4本で、4楽章で構成されています。
(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
この曲はおそらく日本初演ではないかと思います。
ブラームスのセレナードはヴァイオリンのない編成で大変珍しい曲です。ヴァイオリンの代わりをヴィオラが行っているので響きが全く違い、今まで聴いたことのない世界が見えてくると思います。
(フルート2、ピッコロ、オーボエ2、クラリネット2、ホルン2、ファゴット2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)
という編成で、曲は5楽章からできています。
セレナードの第1番は木曽では2回演奏しておりますが、2番は初めてです。
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